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SシリーズDAQCard(NI 6110/6111/6115) を最大の入力範囲に設定するにはどうすればいいですか。



ハードウェア: Multifunction DAQ (MIO)

問題: Sシリーズボードでは入力範囲が最大±42Vまでのはずですが、Measurement and Automation Explorer (MAX)では±10までの入力範囲しかありません。 どのように入力範囲を最大にするのでしょうか?

解決策: Sシリーズに限らずEシリーズも、ゲインを1に設定した場合、MAXでは入力範囲は±10Vまでしか表示できません。MAX上で入力範囲を変更したい場合はゲインを1以下に設定しなおす必要があります。例えば、NI-6110で設定できるゲインは0.5や0.2で、この場合、入力範囲は±20Vや±50Vになります。(ただし 実際のSシリーズは±42Vまでしかサポートしておりません。)

LabVIEWでゲインを設定する際は、AI HW構成.vi (Hardware Configure VI)を使用し入力範囲を変更します。 それによって VIが自動的に最適のゲインを設定します。 また、AI 構成.vi(AI config.vi)の入力範囲ノードからも同じ設定をおこなえます。

LabVIEW以外でNI-DAQ 関数をコールする際は、ゲイン係数が整数でなくてはありません。。例えば、ゲインを0.5や0.2に設定したい場合は -1や-2を指定します。


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報告日時: 10/23/2003
最終更新日: 02/27/2004
ドキュメントID: 32MD61IO