タスクや仮想チャンネルの入力範囲はカスタムスケールを使用した場合にどのように設定すればよいのですか?



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: N/A
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題: DAQmxタスクや仮想チャンネルを作成して、カスタムスケールをおこなった場合に、入力範囲はどのように設定すればよいのかわかりません。また単位が”カスタム”となってグレーアウトしてしまっています。

解決策: カスタムスケールはソフトウェアで処理をおこなっています。ですが、入力範囲はスケールされた後の値の範囲を指定する必要があります。
例えば+/-10Vでレンジを設定していたとします。値をmVとして集録したい場合には、カスタムスケールで勾配を*1000とし単位をmVに設定します。
入力範囲の設定では、単位がカスタムとなっていますが、これはカスタムスケールで設定したmVに値します。
よって入力範囲を+/-10000に設定することでスケールする前の+/-10Vと同様のレンジを指定していることになります。
つまり、カスタムした後の単位での値の入力範囲だけを考えればよいことになります。
この場合入力範囲の設定を行わないと値が+/- 10Vまでしか出力されませんのでご注意下さい。

関連リンク: KnowledgeBase 30BG5VMW. What Are Custom Scales, and How Do I Use Them?
KnowledgeBase 32NH7IL1. Setting Software Trigger Levels in LabVIEW When Using Virtual Channels with Custom Scales.

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報告日時: 09/12/2003
最終更新日: 10/01/2004
ドキュメントID: 31BDORW0