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一部のFPGAターゲットでは、再起動時に自動ロードと電源投入時に自動ロードの設定がないために設定項目が表示されません。
一部のFPGA ターゲットには、FPGA VI を保存できるフラッシュメモリが搭載されています。ホストコンピュータからこのフラッシュメモリにビットファイル(.lvbitx ファイル)をダウンロードしておくと、FPGA ターゲットは、起動時または再起動時にビットファイルを自動的にロードおよび実行できます。
Zynq ベースのデバイスでは、図1 のように、「デバイス設定」タブがグレーアウトされているため、設定を行うことができません。
図1. Zynq ベースデバイスで「デバイス設定」タブがグレーアウト状態
メモ: 再起動時に自動ロードは電源が投入されている間にデバイスが再起動(リセット)された時に自動ロードされます。電源投入時に自動ロードの設定は電源が初めに投入された時のみ自動ロードされる設定です。
図2. FPGA スタートアップアプリケーションを無効化
メモ:Zynq ベース以外のFPGA デバイスでは、電源投入時以外はFPGA を実行したまま、Real-Time OS を再起動する事ができます。Zynq ベースのデバイスでは、CPU とFPGA が1つのチップに統合されています。そのためZynq ベースのデバイスを再起動するとFPGA も一緒にリセットされます。これまでのように電源投入時以外にFPGA がリセットされないようにするには、デバイスをリセットせずに実行ファイルを再起動させる必要があります。詳しくは技術サポートデータベース 6C1CTQVQ: Restarting a cRIO-906x or myRIO Resets and Clears the FPGA and Returns the I/O to a Default Stateをご参照ください。
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