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Archived: LabVIEW の VI でどのようにしてメモリ使用を最適化できますか
Archived: LabVIEW の VI でどのようにしてメモリ使用を最適化できますか
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使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 1.0
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A
問題: 大きい VI を作成していて PC のメモリ使用を最適化したいです。VI を作成する際にどのようなどのような点を考慮すれば良いのでしょうか。
解決策: 下記のリストは VI を作成する際のガイドラインです。下記の点のみが注意点ということではなく、あくまでもメモリ使用を最適化するための開始地点となります。
- 必要に応じて VI をサブ VI に分割します。LabVIEW はサブ VI が実行されていない場合にサブ VI メモリを解放する場合があります。
- グローバル変数とローカル変数の使用を控えるようにします。グローバル変数やローカル変数を使用すると LabVIEW が変数のデータコピーを作成してしまいます。
- 開いているフロントパネルでは必要な時にのみ大きな配列や文字列を表示します。フロントパネルの表示器は表示しているデータのコピーを保持します。
- LabVIEW はフロントパネルの情報を利用して最適化を行います。配列をフロントパネルに配置する必要がある場合はコネクタペーンに接続することによってバッファ割り当てを軽減できる場合があります。バッファ割り当てを表示ツールを使用してどこでバッファが割り当てられるか確認できます。
- プロパティノードはサブ VI のフロントパネルをメモリに保持してしまいます。よってサブ VI のフロントパネルが表示されていない場合は未使用のプロパティノードを配置しないでください。
- 配列において一貫したデータタイプを使用し、サブ VI や関数にデータを渡す際に強制ドットに注意します。LabVIEW がデータタイプを変更すると出力は新しいバッファを使用します。
- ブロックダイアグラムを設計する際は入力のサイズと出力のサイズが異なる部分に注意します。例えば頻繁に配列や文字列のサイズを大きくする処理はデータコピーの増加につながり、LabVIEW のメモリ割り当てを増やします。それによってメモリを断片化してしまいます。
- サブ VI の VI プロパティの実行カテゴリでデバッグを許可を無効にします。
LabVIEW VI のパフォーマンス向上に関するその他の情報については以下の関連リンクをご参照ください。
関連リンク: LabVIEW Help: VI Memory UsageNI Developer Zone: Optimizing LabVIEW ApplicationsKnowledgeBase 2ZHD73IP: How Do I Use the VI Profile Window?KnowledgeBase 2XQEOODT: Determining When and Where LabVIEW Allocates a New Buffer
LabVIEW 8.6 Help: Disable Debugging Tools
添付:
報告日時: 01/10/2003
最終更新日: 01/09/2012
ドキュメントID: 2T9ICKTL
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