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Windows PC で LabVIEW のクラッシュやアクセス違反を防ぐためにはどうしたらいいですか?



ハードウェア: PXI/CompactPCI>>Controllers

問題:
Windows PC で LabVIEW を実行している際に、クラッシュやアクセス違反が発生することがあります。このような場合どうしたらいいですか。

解決策:
このようなエラーの原因を特定するのは困難ですが、何点かの対処法があります。
  1. ウェブサイトの技術データベースより、「access violation」 と検索して、リストされたサイトが役に立つか調べてください (下記リンクを参照ください) 。問題解決に関連している事例が報告されている可能性があります。

  2. 問題を起こしているコードが特定出来るか確認してください。例えば、クラッシュを引き起こす原因は特定の VI や LabVIEW の機能に関連しているでしょうか。問題の発生部分が特定出来れば、その問題が既に報告されているのか、もしくは新たな LabVIEW の不具合なのか調べることが出来ます。問題を再現し、その問題の原因が LabVIEW 側に関連しているのか、その他の要因なのかを特定するためには様々な情報が必要になります。

  3. 問題が他のプロセスやアプリケーションに関係しているか確かめてください。裏で走っているアンチウィルスソフトやその他のソフトウェアを無効にし、問題が無くなるか試してください。例えば、LabVIEW を起動する前に、Ctrl + Alt + Delete でプロセスを無効にします。ほとんどのアンチウィルスソフトウェアに関しては、アプリケーション内から機能を無効にすることが出来ます。

  4. 外部コードが問題を引き起こしている場合もみられます。ライブラリ関数呼び出しノードを使用している場合、一時的にその呼び出しを削除し、LabVIEW がクラッシュするか確認してください。クラッシュが解消された場合、大概問題はその外部コードに関連しています。ライブラリ関数呼び出しノードのプロパティから、エラーチェックレベルを「最大」に設定することも有効です。これによって、外部コードを呼び出した時の情報がより詳細にわかる可能性があります。

  5. 問題が PC のビデオカードのドライバに関係している可能性が考えれます。
    a. Windows 9x を使用している場合には、加速設定をオフにしてください。そのためには、コントロールパネルからディスプレイ設定に行って頂き、設定タブを選択します。上級ボタンをクリックし、スライダをオフの位置に動かします。
    b. Windows NT を使用している場合には、ビデオドライバを Microsoft の標準の VGA ドライバに変更してください。

  6. LabVIEW と関連ドライバを完全にアンインストールし、その後再インストールしてください。
    a. プログラムの追加と削除からアンインストーラを起動し、LabVIEW と全てのドライバ (GPIB, DAQ 等) を削除します。「ディレクトリを削除出来ません」といった警告が現れた場合には、無視してください。
    b. 削除した LabVIEW や他のコンポーネントのインストールディレクトリが残っていないか確認します。
    ディレクトリが存在している場合、その中身が重要なファイルでないか確認してください。それらのファイルを新しいディレクトリに移動する、もしくはバックアップを取り、その後残っているディレクトリを削除します。
    c. ソフトウェアに付属していた説明書に従い、LabVIEW を再インストールしてください。 


関連リンク:
Access Violation

添付:





報告日時: 08/06/1999
最終更新日: 07/13/2010
ドキュメントID: 1O57QK7T