LabVIEWでビルドされたインストーラをWindows 7 RTM以前のOSで使う際の問題



使用ソフトウェア: LabVIEW Toolkits>>LabVIEW Application Builder
使用ソフトウェア・バージョン: 1.0
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: LabVIEW Development Systems>>LabVIEW Base Development System

問題:
LabVIEW 2016以降とLabVIEW 2015 SP1以前の開発環境がインストールされたPCがあり、インストーラを作成しようとしています。それらのいずれかのOSはWindows 7 RTM、Windows Vista、 Windows XP SP3より古いOSです。LabVIEW 2016はそれらのOSとの互換性を持たないので、それより古いバージョンのLabVIEWでインストーラを作成しましたが、それを実行すると、「このインストールには Windows 7 Service Pack 1 以降が必要です。」というエラーが発生します。これはなぜでしょうか。




解決策:
LabVIEW 2016は他のバージョンのLabVIEWとコンポーネントを共有するためのアップグレードを含んでいます。このアップグレードが原因で、開発環境にインストールされているどのバージョンのLabVIEWにおいても、ビルドされたインストーラはLabVIEW 2016以降でサポートされていないOSと互換性を持たなくなります。これらのサポートされていないOSにおいてLabVIEWでビルドを行うためには、開発環境にインストールされているLabVIEWの最新バージョンがLabVIEW2015 SP1である必要があります。OSのサポートについっての追加の詳細情報は、LabVIEW 2016のReadmeをご覧ください。

関連リンク:
製品マニュアル: LabVIEW 2016 - Windows用Readme


添付:





報告日時: 05/05/2016
最終更新日: 09/09/2016
ドキュメントID: 794D55SU