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NI-VISAがいくつかのUSBデバイスを制御できないのはなぜですか?



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 3.5
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題:
特定のクラスに属している、もしくは既存のドライバがある他社製USBデバイスを所持していて、NI-VISAを通信に利用したいです。NI-VISA Driver Wizardを使用してこの計測器用の.infファイルを作成しました(下記の関連リンクを参照)。USBデバイスを取り付けて作成した.infファイルを選択しましたが、Windowsは測定器として正しくないドライバであるとそのドライバを拒否して、Windowsドライバをインストールするか、もしくは何も動作を起こしません。なぜうまくいかないのですか?


解決策:
NI-VISAは、特定のクラスに位置づけされていない、ドライバがインストールされていない、またはUSB TMC(Test And Measurement Class)や488クラスに属しているUSBデバイスを使用できるように設計されています。

Microsoft Windowsは、加重システム(weighted system)を使用して測定器用に最適なドライバを決定します。さらに、ドライバとして割り当てるCCIDやMSC、HIDのような一般的なクラスのドライバが含まれています。Microsoftの加重システムでは、ドライバとして割り当てられている、またはデバイスのクラスと適合しているドライバがある場合、VID(Vender ID)やPID(Product ID)が一致するデバイスよりも上位であるとみなされ、ドライバの割り当てを行いません。もし割り当てられたドライバが既にシステム内にインストールされている場合、NI-VISAをドライバとしてインストールすることが妨げられます。

解決策としては測定器のファームウェアを変えることです。クラスを特定せず、NI-VISAの代わりにMicrosoftのドライバを使わなくなります。


関連リンク:
Developer Zone チュートリアル: USB計測器制御チュートリアル
Microsoft サポート: セットアップ中にインストールする最適なデバイス ドライバを Windows が決定する方法


添付:





報告日時: 10/28/2004
最終更新日: 06/10/2012
ドキュメントID: 3EREJORY