熱電対測定の仮想チャンネルで内蔵CJC値が選べない



ハードウェア: SCXI>>Terminal Blocks>>SCXI-1300

問題:
Measurement & Automation Explorer(MAX)で仮想チャンネルを設定しようとしたのですが、CJC(冷接点補償)ソースの設定が、ユーザ設定しか選べません。
ターミナルブロックには、熱電対の測定が正確に行えるように、温度センサが内蔵されています。内蔵CJCセンサを使用するには、どうすれば良いですか?


解決策:
温度センサを内蔵した端子台で仮想チャンネルを作成する際に内蔵温度センサを選べない場合、 SCXIモジュールのアクセサリに端子台が設定されているかを確認してください。
ターミナルブロックの設定は、MAXのデバイスとインターフェースでSCXIモジュールを右クリックしてプロパティを選択し、「アクセサリ」タブで端子台が正しく設定されているかを確認します。

SCXIモジュールの動作モードは、マルチプレックス(多重化)モードにする必要があります。パラレルモードの場合、MAXの仮想チャンネルの設定でCJCは無効化されます。動作モードの確認もSCXIモジュールのプロパティで確認することができます。


関連リンク:
技術サポートデータベース 0Z63B4AQ: How Can I Address and Use Cold Junction Compensation (CJC) with SCXI Modules?
技術サポートデータベース 3R27J3GH: CJC(冷接点補償)とは何ですか?
技術サポートデータベース 2XFEG323: NI-DAQmxでCJCセンサーを使用して熱電対の仮想チャネルを生成する際にエラー 200488が発生します
ホワイトペーパー: 熱電対の基本、選択方法

添付:





報告日時: 12/08/2004
最終更新日: 05/12/2016
ドキュメントID: 2ZKES05S