DAQCard-1200のトリガー機能の使い方



ハードウェア: Multifunction DAQ (MIO)

問題: LabVIEWとDAQCard-1200を使っています。トリガーによるデータ集録を開始したいものと思います。AI configVIの後のAI startVIでディジタルトリガAを指定しています。edge or slope を1Vにしています。電圧値が1Vになったと同時にデータ集録が開始するように、DAQCard-1200のExt Trigへ電圧を掛けるのですが、データ集録を開始しません。

解決策: 1V以上のときにデータを集録するような場合は、AnalogHardwareTriggerという機能が必要になります。 しかし、DAQCard-1200では、この機能を備えておりません。DIgitalTriggerの機能だけになるので、0-5Vへ変化するTTL信号を印加する必要があります。 どうしても、このような機能が必要である場合は、AnalogHardwareTrigger機能を備えたDAQCardを使用する必要があります。新たにDAQCardを購入せずに行なう場合は、普通に連続データ集録を行ない、1V以上の集録データ以外は削除するようなプログラムを記述する方法があります。しかし、一度は不要なデータも集録しつづけることになるので、メモリの使用量が多く、効率的ではありません。また、不要なデータかどうかをパソコンの演算処理により判断するので、処理速度が遅いパソコンでは、この処理が間に合わずにオーバーフローする場合が多くなります。 AnalogHardwareTrigger機能を備えたDAQCardを使用することを推奨します。

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報告日時: 08/14/2001
最終更新日: 07/09/2002
ドキュメントID: 2CDK3P1I