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イーサネット対応Keithley2701 DMMと通信する方法



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: N/A
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A
ハードウェア: GPIB

問題:
イーサネット対応Keithley2701 マルチメータを使用しています。イーサネットでDMMとコンピュータを接続し、LabVIEWとVISAを使用して通信したいのですが、どのようにおこなえばよいでしょうか?


解決策: »
まず、DMMがコンピュータと同じサブネット内にあることを確かめます。同じサブネット内にある場合、2701へpingコマンドが成功するはずです。確かめる方法は、スタート » ファイル名を指定して実行で「cmd」と入力し、コマンドプロンプトウィンドウを開きます。開いたウィンドウ内で"ping x.x.x.x” ("x.x.x.x"はDMMのIPアドレス)と入力します。

pingコマンドが成功しない場合、DMMが同じサブセットに存在しないか、IPアドレスが正しくない、またはコンピュータとDMM間の物理的な接続ができていないといった理由が考えられます。

pingコマンドが成功したら、インターネットエクスプローラ(以下IE)を使用してDMMにアクセスすることができます。例としてDMMのIPアドレスがポートが80の場合、IEのウィンドウを開いて次のように入力します。

http:\\192.168.1.2:80

アクセスができない場合は、前の手順に戻り、再びpingコマンドを確認します。一度IEで読むことができれば、LabVIEWで構成することができます。VXI11 compliant instrumentではないので、MAX(Measurement and Automation Explorer)で構成する必要はありません。Socketの機器として構成をおこないます。問題としてあげられるのは、GPIBコミュニケーションのために1394ポートを使用することで、MAXで構成していないため、MAXはそのポートにVISAセッションを開始する許可を与えないことです。

次にLabVIEWを起動し、VISAコマンドを使用してVIを作成してください。添付のスクリーンショットのように、VIを作成します。

通常のVISA WriteとVISA Readの他には、使用するDMM用のコマンドを記入します。VISA OpenとVISA Writeの間には、プロパティノードをおき、message base settings » IO protocol propertyを選択します。書き込みに変更し、NormalからSerial-TCPIP-USB/488-Stringを選択します。Keithley2701はこのデータタイプで動作します。

VISAリソース名として、IPアドレスを含む名前を記入します。VISAエイリアスの名前は、使用しないでください。以下は、一例となります。

TCPIP::10.0.12.32::1394::SOCKET

以上の作業が、動作するVIの準備までの流れになります。


関連リンク:

添付:


tcp.gif - tcp.gif


報告日時: 07/20/2004
最終更新日: 01/04/2016
ドキュメントID: 3BJ9HIRY