プログラム的にWindows OSの言語情報を取得する方法



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 7.0
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題:
LabVIEWでプログラム的にマイクロソフトWindows OSの言語情報を取得することができますか。

解決策:
LabVIEWでは、プロパティノードを使用してマイクロソフトWindows OSの名前やバージョンなどのいくつかの情報を取得できます。しかし、プロパティノードで取得できないプロパティ情報に関してはWindowsシステムに直接アクセスする必要があります。
Windowsではシステム情報はダイナミックリンクライブラリ(dlls)ファイルに含まれています。言語情報の場合、kernel32.dllに含まれるGetSystemDefaultLangID関数はOS言語情報を返します。kernel32.dllC:\WINDOWS\system32フォルダにあります。LabVIEWではdllを呼び出すときはライブラリ関数呼び出しノードを使用します。
添付のLabVIEW7.0のVIはライブラリ関数呼び出しノードを使用してOS言語情報を取得しています。ライブラリ関数呼び出しノードの仕様に関してはLabVIEWヘルプまたは下記のリンクのドキュメントを参照してください。

ノート:その他のマイクロソフトWindowsプロパティ情報は下記のMicrosoft Developer Networkにて調べられます。

関連リンク:
Developer Zone Tutorial: Localizing your LabVIEW application to different languages
Developer Zone Tutorial: An Overview of Accessing DLLs or Shared Libraries from LabVIEW.
MDSN Library - National Language Support Functions.


添付:


FindWindowsLanguage_Jap.vi - FindWindowsLanguage_Jap.vi



報告日時: 04/02/2004
最終更新日: 02/15/2008
ドキュメントID: 381CNT1E