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"Set Daq Device information.vi"を使用してDAQカードの割り込み処理を制御できる。



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 6.9.2
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア:

問題: DAQCard-AI-16E-4用に作成した連続アナログ集録のプログラムでNI6062を使用し、サンプリングレートと読み込むスキャン数を低く設定し、多チャンネルからの集録を開始すると警告10800が発生し、データ取り込み状況も不安定になる。

解決策: "Set Daq Devie information.vi" を使用して割り込み処理の方式を変更すればよい。情報タイプの端子に割り込み生成モード、情報設定の端子にサンプル毎に割り込みを発生を選択すると、DAQカード上のFIFOからメモリへのデータ転送において、サンプルを集録する毎に割り込みをかけてメモリへ転送する事が出来るようになり、"AI read"はスムーズにデータをLabVIEWに転送できるようになる。この問題が発生する理由はNI6062がAI-16E-4よりも8倍程度大きいFIFOをつんでいることによると考えられる。サンプリングレートが遅いために、FIFOになかなかデータがたまらず、メモリへのデータ転送が遅れ、しかも転送されたときは一気に多くのサンプルをメモリに転送するために、読み取るスキャン数を低く設定した状態では"AI Read"も読み取りに苦戦し、スキャンバックログがたまり、結果としてデータ集録が不安定になる。そのため、上記のようにサンプル集録毎にFIFOからメモリにデータ転送を行うように設定すれば問題が解決される。

関連リンク:

添付:


Cont Acq&Chart (buffered) modified.vi - Cont Acq&Chart (buffered) modified.vi


報告日時: 03/15/2002
最終更新日: 03/15/2002
ドキュメントID: 2JEPNQ8