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LabVIEW 3Dグラフパレットの曲面グラフを使用しています。3D曲面グラフのプロパティにてカラーランプの設定を変更してグラフに入力されるZ値によって割り当てられる色を変更しています。グラフに入力されるZ値が-10 ~ 10として、-10に青を割り当て、0に緑を割り当て、10に赤を割り当てようとしています。ただしプロパティで設定をしたところデフォルトの0 ~ 10の間でしか設定できないので、最小値の0に青を割り当て、5に緑を割り当て、10に赤を割り当てました。値を入力して試したところ、数値に割り当てられる色がグラフ更新時の最小値と最大値によって変わります。Z値の更新時の範囲が-5 ~ 0ですと、-5に青が割り当てられ、-2.5が緑に割り当てられ、0が赤に割り当てられてしまいますが、回避策はありますか?
LabVIEW 3Dグラフパレットには2種類の曲面グラフがあります。曲面グラフを使用した場合、カラーランプの色は変更できますが、色に割り当てられる数値は自動的にグラフ更新時の最小値と最大値により決まります。
回避策としてActiveXの3D曲面グラフを使用してください。曲面カラーランプというプロパティノードを使用してカラーマップの変更が可能になります。
1. まず範囲自動スケールプロパティノードにてZ軸の範囲の自動スケールを OFF にします。
2. 軸に対しての最小値と最大値を範囲の最小値と範囲の最大値プロパティノードで設定します。
3. 曲面カラーランププロパティノードにて色とその色に割り当てられる数値を設定します。
添付のカラーランプ.viはカラーランプの設定が入力範囲-10 ~ 10に対して、-10に青を割り当て、0に緑を割り当て、10に赤を割り当てているサンプルとなります。
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