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サブVIのフロントパネルをメインVIのフロントパネルの正面位置（画面手前）に固定表示する方法

使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 8.0
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題:
最上位VIからサブVIを呼び出しています。サブVIのフロントパネルをメインVIの画面手前の正面位置に固定し、ユーザがメインVIをクリックしても消えないようにしたのですが、どうすれば良いですか?

解決策:
モーダルオプションを使用してサブVIのフロントパネル表示位置を画面手前に固定するか、あるいはプログラム的にサブVIのフロントパネルを手前に表示するよう強制することができます。LabVIEWでモーダルオプションを設定するためには以下のステップに従ってください。

正面位置に固定したいサブVIのフロントパネルのメニューバーよりファイル » VIプロパティを選択します。
ドロップダウンメニューよりウィンドウの外観を選択します。
カスタマイズをクリックします。
ウィンドウ動作の下のモーダルラジオボタンを選択します。このオプションは下図の位置にあります。

VIプロパティのウィンドウの外観で、ウィンドウの動作を｢モーダル｣に設定する

上記ステップに従い構成を完了すると、その他のすべてのLabVIEWウィンドウよりも画面手前の位置にフロントパネルを固定し表示させることができます。これはウィンドウを閉じるか、別のモーダルウィンドウを開くまで有効です。モーダルウィンドウが開いている間は他のウィンドウを操作することはできません。オプションダイアログウィンドウなどのLabVIEWのほとんどのダイアログボックスはモーダルウィンドウです。

プログラム的に行うためには次のステップを行います。

ブロックダイアグラム上で関数パレットを開き、プログラミング » ファイルI/O » ファイル定数より｢現在のVIのパス｣関数を選択し、ブロックダイアグラムに置きます。
プログラミング » アプリケーション制御より｢VIリファレンスを開く｣関数を選択し、ブロックダイアグラムに置きます。
｢現在のVIのパス｣関数を｢VIリファレンスを開く｣関数のVIパス入力端子へ配線します。
プログラミング » アプリケーション制御よりプロパティノードを選択し、ブロックダイアグラムに置きます。｢VIリファレンスを開く｣関数のVIリファレンス出力をプロパティノードのリファレンス入力端子へ配線します。
プロパティノードのテキスト部分を左クリックし、フロントパネルウィンドウ » 最前面プロパティを選択します。するとプロパティのテキスト部分がFP.IsFrontmostに変わります。
プロパティノードを右クリックして、すべてを書き込みに変更を選択します。
FP.IsFrontmostの入力端子を右クリックして、True定数を作成します。