LabVIEWでフロントパネルの装飾体を表示させない方法
使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 7.0
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: LabVIEW Development Systems>>LabVIEW Full Development System, LabVIEW Development Systems>>LabVIEW Professional Development System
問題: フロントパネル上の装飾体をプログラム的に表示させないようにしたいのですが、どのようにすればよいでしょうか。
解決策: LabVIEWの装飾体を含むオブジェクトの可視化をプログラム的に変更するためにはプロパティノードを用います。フロントパネルの装飾体のリファレンスを呼び出し、可視化状態に変更を加えます。
- LabVIEWを起動し、新規VIもしくはすでに作成しているVIを開きます。
- ウインドウ » ブロックダイアグラムを表示、もしくはCtrl+Eのショートカットでブロックダイアグラムを表示します。
- ブロックダイアグラム上で右クリックし、アプリケーション制御パレットからプロパティノードを配置します(関数 » アプリケーション » プロパティノード)。
- プロパティノードを右クリックし、クラスを選択 » VIサーバ » VI » VIを選択します。
- 「プロパティ」の文字の上で左クリックをし、フロントパネルプロパティにアクセスするためにフロントパネルを選択します。
- ブロックダイアグラムにもうひとつプロパティノードを配置します。
- 「フロントパネル」プロパティの出力端子を新しいプロパティノードのリファレンス入力に配線します。
- 「装飾[] 」プロパティを選択します。
この「装飾[] 」プロパティはフロントパネルのすべての装飾体のリファレンスの配列を返します。装飾体の配列は昇順に指標付けされるため、基本的には最後に置いた装飾体の指標が0になるように格納されます。ただし、ペーンを分けていたり、タブ制御器やクラスタなどのコンテナを使用している場合は、このルールは適応されないため、装飾体の配列の指標を特定することは難しくなります。
下記の画像は「装飾[]」配列の1番目の指標の装飾体にアクセスし、非表示にしている例になります。
添付のVIはすべての装飾体を非表示にするサンプルです。
関連リンク: 技術サポートデータベース 3RKFQ3LA: LabVIEWでフリーラベルや装飾体を制御することは可能ですか?
添付: - DecorationHide.vi - Individual Decorations.jpg
報告日時: 07/26/2005
最終更新日: 05/08/2017
ドキュメントID: 3NP7RDHL
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