TestStand ライセンスについて
使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 2014
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A
問題: LabVIEW や LabWindows/CVI で書かれたコードを呼び出す TestStand シーケンスをビルドしています。そしてその TestStand アプリケーションを複数台のPCに配布することを考えています。その場合、追加でランタイム用ライセンスを購入する必要がありますか。
解決策:
TestStand の配布用のライセンスは、LabVIEW や LabWindows/CVI アプリケーションの配布と異なります。LabVIEW や LabWindows/CVI コードの配布についてはこのドキュメントの最後に記載します。
TestStand は、TestStand シーケンスを実行する機器一台ずつにイセンスが必要です。TestStand には5種類のライセンスがあり、それらは大きく分けて「デベロップメント(開発)」と「デプロイメント(配布)」の2種類に分けられます。
ライセンス違いについては下記リンクも参照ください。
NI TestStand製品オプション: 開発オプションを比較NI TestStand製品オプション: 実装オプションを比較 開発用ライセンス:
TestStand 開発システムライセンスは、TestStand シーケンスエディタ(SeqEdit.exe
) でのテストシーケンスの開発や、 既存シーケンスの編集、または TestStand API を使用する際に必要です。このライセンスは、下記の Custom Sequence Editor ライセンスの上位セットです。
- NI TestStand カスタムシーケンスエディタライセンス (TestStand 4.0 以降)
このライセンスは、TestStand カスタムシーケンスエディタでのテストシーケンスの開発、既存シーケンスの編集、または TestStand API を使用する際に必要です。カスタムシーケンスエディタのユーザインターフェースはTestStand インストーラに含まれます。ユーザインターフェースはソースコードと共に、下記のプログラミング言語で用意されています;LabVIEW、 LabWindows/CVI、 C#、 C++、VB.Net。デフォルトのインストール先は下記です: C:\Users\Public\Documents\National Instruments\TestStand 2014 (32-bit)\UserInterfaces\Full-Featured
。または Windows のスタートメニューからも開くことが出来ます( 全てのプログラム≫ National Instruments ≫ TestStand 2014 (32-bit) ≫ User Interface )。
- LabVIEW Automated Test Suite
TestStand 開発システムライセンスに加え、LabVIEW、LabWindows/CVI、Switch Executive のライセンスを含みます。
デプロイメント(配布)ライセンス:
- NI TestStand デバッグデプロイメント環境ライセンス
TestStand デバッグデプロイメント環境ライセンスは、TestStand や LabVIEW 、 LabWindows/CVI 、 Measurement Studio を使用したシステムの配布に対し、最大限の機能を提供します。TestStand、 LabVIEW 、 LabWindows/CVI 、 Measurement Studio の開発用バージョンをアドオンツールと共にインストールでき、作成したテストアプリケーションのデバッグを実行環境で行えます。TestStand シーケンスエディタでの開発や TestStand API を使用することはできません。TestStand シーケンスエディタ (SeqEdit.exe
) でデバッグはできますが、開発はできません。
このライセンスは TestStand シーケンスでのテストコードに対してブレークポイントの設置や、変数値のモニタリング、ステップ実行などのデバッグ機能があります。
注: このライセンスはソフトウェアと提供するのではなく、以前購入したソフトウェアを実行環境にインストールする権利を提供しています
- NI TestStand ベースデプロイメントエンジンライセンス
NI TestStand ベースデプロイメントエンジンライセンスは、TestStand アプリケーションの配布に最低限必要なライセンスです。TestStand エンジンや TestStand Operatior Interface 、 TestStand シーケンスファイルをテスト実行環境に配布することができます(1ライセンスに1つのターゲット)。
Sequence Editor (SeqEdit.exe
) を使用することは出来ません。
シーケンスを実行するには下記方法があります:
- TestStand API を呼び出すユーザインターフェースを自作する
- TestStand に付属のユーザインターフェースを使用する(詳しくは上記「NI TestStand カスタムシーケンスエディタライセンス」に記載)。
LabVIEW や LabWindows/CVI コードの配布:
- LabVIEW のデプロイメントシステム用ランタイムライセンスを購入する必要がありません。 TestStandでLabVIEW コードを呼び出す場合、LabVIEW の開発環境や追加ライセンス無しで(EXE 形式ではなく)VI のまま使用できます。
- LabWindows/CVI コードモジュールを実行するには、無償の LabWindows/CVI Run-Time エンジンが必要です。
関連リンク: NI TestStand製品オプション: 開発オプションを比較NI TestStand製品オプション: 実装オプションを比較Licensing for Remote Execution of TestStand Sequences
NI TestStand 開発システム
NI TestStand ベースデプロイメントエンジン NI TestStandデバッグデプロイメント環境 NI TestStand カスタムシーケンスエディタ
添付:
報告日時: 05/30/2003
最終更新日: 04/13/2016
ドキュメントID: 2XTBNL6E
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