EXEファイルを実行する際にエラーdrawmgr.cpp, line 2931の発生



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 6.1
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア:

問題: LabVIEWでEXEファイルを作成しました。そのEXEファイルを他のパソコンで実行しようとすると、エラーdrawmgr.cpp, line 2931が発生されます。

解決策:
開発パソコンと違うパソコンでEXEファイルを実行する際に、EXEファイルと関連している.iniファイルはEXEファイルと同じディレクトリに置く必要があります。.iniファイルが存在しない場合、EXEファイルと同じ名前を持つ空の.iniファイルを作成して下さい。その.iniファイルをEXEファイルと同じディレクトリに置いて下さい。改めてEXEファイルを実行しますと、エラーが解決するかもしれません。
しかし、.iniファイルをEXEファイルと同じディレクトリに置いても問題が解決しない場合があります。その場合、EXEファイルからの情報はビデオカードが処理される前に届き、エラーdrawmgr.cppが発生されます。この問題はLabVIEW 7 Express以上にて解決していますが、トラブルシューティングとして以下の解決方法を試して下さい。

1.ビデオカードのアクセレレーション機能を無効にして下さい。
2.ビデオカードの最新ドライバをインストールして下さい。
3.フロントパネルの制御器を全て旧バージョン制御器に変更して下さい。
4.フロントパネルの制御器と表示器をダイアログ制御器の上に乗せて下さい。EXEファイルがロードする際に、空のページを表示させて下さい。200ms後プロパティノードを使用し、制御器の含むページを表示させて下さい。
5.最初に全ての制御器と表示器を隠して、EXEファイルがロードしてから、200ms後プロパティノードを使用し、制御器と表示器を表示させて下さい。
6.LabVIEWのデフォルトディレクトリにあるdllを他のディレクトリに置いて下さい。LabVIEWはそのdllをもとめるプロンプトを表示しますので、EXEファイルのロードプロセスが遅くなります。


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報告日時: 11/27/2003
最終更新日: 12/15/2003
ドキュメントID: 2MOF7EDS