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”FPGA LED” の I/Oノードは、cRIO-9012 / 9014 などの cRIO-901x シリーズコントローラの本体にある FPGA LED を点滅させるために使用します。(このノードは、FPGA LED の点滅にしか使用できません。)主な用途は、システムの動作確認やアプリケーションの動作確認になります。
cRIO-9072 / 9073 / 9074 などの cRIO-907x シリーズコントローラ/シャーシ統合型 cRIO にも、コントローラ部に同様の LED (FPGA LED) があります。また、プロジェクトに cRIO-907x シャーシを追加した場合は、ほかのcRIO-910x シャーシと同様に、”FPGA LED” の I/O ノードが使用できるようになっています。
cRIO-9002 / 9004 コントローラには、FPGA LED が存在しません。cRIO-9002 / 9004 コントローラと cRIO-901x シャーシを組み合わせた場合、”FPGA LED”という FPGA I/Oノードを使ってプログラムをすることはできますが、実行しても何も起きません。また、エラーも発生しません。
cRIO-9002 / 9004 コントローラを使用する場合、FPGA I/Oノードの動作をサポートしていませんので、”FPGA LED”という FPGA I/Oノードは使わないようにしてください。
ほかの I/Oノードについてですが、"Sleep” は、cRIOシステムをスリープモードにするための FPGA I/Oノードです。”System Reset ” は、cRIOシステムをリセットするための FPGA I/Oノードです。これらの二つのノードは、cRIO-9002 / 9004 でも使用できます。"Chassis Temperature" というアナログ入力の I/Oノードは、シャーシの温度を測定することができます。集録データは、バイナリ値になるので、以下の式でスケーリングをしてください。
Temperature (deg C) = [Binary data / 4]
詳細は、LabVIEW Help を参照してください。
*FPGA LED は、USER LED とは別の LED です。USER LED は、cRIO コントローラの RT のプログラムで点滅させることができます。
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