RTターゲットのSTARTUP.EXEを削除しようとするとアクセスが拒否されてしまう場合の対応方法

使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: N/A
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題:
PXIコントローラーやフィールドポイントなどのRTターゲットの\\NI-RT\STARTUPフォルダにあるSTARTUP.EXEを削除しようとするとアクセスが拒否されてしまいます。
例えば、インターネットエクスプローラのアドレスバーに以下のようなアドレスを入力し、FTPを使ってフォルダにアクセスし、

ftp://192.168.0.100/NI-RT/STARTUP/

STARTUP.EXEファイルを削除しようとすると、次のようなエラーが発生します。

FTPサーバーのファイルまたはフォルダを削除しようとしてエラーが発生しました。このフォルダへのアクセスが許可されているかを確認してください。

詳細：
550 Could not delete file

550 Requested action not taken: Permission denied

どのようにしたら、ファイルを削除することができますか？


解決策:
STARTUP.EXEファイルを削除する場合は、まず、ファイル名を変更し、その後ファイルを削除するようにしてください。
新しい実行ファイルと置き換えたい場合は、削除後に再度ビルドするか、置き換えてください。
RTターゲットをセーフモードで起動することでもファイルの削除が可能になります。
814xシリーズなどで、No APPの設定にしても削除はできません。
この場合も名前の変更をすることで削除は可能です。
ご注意ください。

関連リンク:
KnowledgeBase 23RHHT4U: How Can I Prevent an RT Executable Placed in the "c:\ni-rt\startup" Directory from Running?

添付:





報告日時: 02/05/2002
最終更新日: 10/03/2005
ドキュメントＩＤ: 2I4GEOS0