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Archived: LabVIEW 8.2 をアンインストールせずに、LabVIEW 8.2.1 にアップグレードすると、VI及びライブラリが壊れます。
Archived: LabVIEW 8.2 をアンインストールせずに、LabVIEW 8.2.1 にアップグレードすると、VI及びライブラリが壊れます。
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使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 8.2.1
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: LabVIEW Development Systems>>LabVIEW Full Development System, LabVIEW Development Systems>>LabVIEW Base Package
問題: LabVIEW 8.2 をアンインストールせずに、LabVIEW 8.2.1 にアップグレードすると、後述する現象が起こります。NI_Gmath.lvlib ライブラリ内の ODE Solver.vi のサブ VI タイプ定義が、適切にインストールされないことが原因です。そのため ODE Solver.vi と NI_Gmath.lvlib ライブラリが破損します。注意として、この現象は、LabVIEW 8.2 が入っているシステムに、LabVIEW 8.2.1 を追加インストールした場合にのみ起こります。LabVIEW 8.2 をアンインストールしてから、LabVIEw 8.2.1 をインストールすると、このような現象は起こりません。
後述するエラーが起こったかどうかに関わらず、LabVIEW 8.2 が入っているシステムに、LabVIEW 8.2.1 をインストールする場合には、将来起こりうる問題を避けるためにも、この文書の「解決策」に示されている手順を実行してください。
具体的にどのような問題が起こるかに関して詳しく知りたい場合、この文章の最後にある
「追加情報」をご確認ください。
解決策: - 最初に、LabVIEWをシャットダウンします。
- LabVIEWのインストールCDから "simulation.msi" (\Products\LabVIEW_Simulation_Core_Shared\simulation.msi)を探し出して、実行します。
- "Repair"オプションを選択し、修正を行います。
- LabVIEWを再起動します。
「追加情報」
この問題による影響として、以下のような状況があります。
- ODE Solver.vi を直接呼び出す VI の使用
ODE Solver.vi が壊れるので、VI 階層に ODE Solver.vi を含むような VI も壊れます。
- Advanced Analysis や G Math ライブラリ(NI_AALPro.lvlib、NI_AALBase.lvlib、NI_Gmath.lvlib)を含む、ソース配布のビルド
プロジェクトライブラリ内の VI が壊れると、ライブラリ全体が壊れます。また、NI_Gmath.livlib はNI_AALPro.lvlib と NI_AALBase.lvlib に依存関係があります。デフォルトでは、ソース配布には、依存関係のあるライブリ全てのメンバ(参照されていない VI や制御器も)を含みます。
この場合、ビルド時にエラーが発生し「ビルドは成功しませんでした」というメッセージが出ます。メッセージには、考えられる理由として、以下の内容が表示されます。”含まれているVIまた依存関係のVIが存在しません。スタートアップVI、ダイナミックVI及びサポートファイルの全てを開き、依存関連のファイルを更新するために、再コンパイル(Ctrl+Shiftを押しながら実行ボタンをクリック)を行った後、保存してください。”エラーの詳細には、エラー7が表示され、以下のことを示します。”VIは実行不可能です。VIが壊れているか、中のSub VIのパスが不明です。LabVIEWの「ファイル」→「開く」を使用してVIを開き、実行可能であるかをご確認ください。”
- ODE Solver.vi、Advanced AnalysisフォルダのVIまたはG Math ライブラリ(NI_AALPro.lvlib、NI_AALBase.lvlib、NI_Gmath.lvlib)内のVIが含まれており、ビルド仕様のプロパティーページの「追加除外」カテゴリで、「可能な限り削除」また「参照されてないプロジェクトライブラリメンバーを削除」オプションがチェックされている状態でビルド
この場合も、ビルド時にエラーが発生し「ビルドは成功しませんでした」というメッセージが出ます。メッセージには、考えられる理由として、”含まれているVIが壊れています。VIを開き、エラーを修正してください。”という内容が表示されます。エラーの詳細には、エラー1003が表示され、以下のことを示します。
”VIは実行不可能です。VIが壊れているか、中のSub VIのパスが不明です。LabVIEWの「ファイル」→「開く」を使用してVIを開き、実行可能であることをご確認ください。”
- TestStandへのVIの配置
VI階層にODE Solver.viまたAdvanced AnalysisフォルダのVIまたG Math ライブラリ(NI_AALPro.lvlib、NI_AALBase.lvlib、NI_Gmath.lvlib)内のVIが含まれている場合、VIを配置しようとすると、TestStandのDeployment Utilityが以下のエラーを出します。
”保存されているVIの中から全てのSub VIを探し出すことはできませんでした。どれかのSub VIが見つからないか、また現在のLabVIEWのバージョンで保存されていません。VI処理中に見つからなかったファイルのパスは:[VIpath]です。”
- LabVIEW 制御系設計&シミュレーション関連のVI
この問題により、制御系設計&シミュレーション関連のVI及び制御器が動かなくなります。制御系設計及びシミュレーションツールキットが使用され、このような問題が起きる場合、原因として、使用されるVI内のコンポーネントが見つからないということになります。
関連リンク:
添付:
報告日時: 04/04/2007
最終更新日: 04/11/2007
ドキュメントID: 47CDMI00
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