Visual Basic 6.0 で NI-DAQmx を使ってプログラミングできますか



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: N/A
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題: NI-DAQmx のみに対応する、ナショナルインスツルメンツのデータ集録ボードを購入したのですが、Visual Basic 6.0 でプログラミングできますか。

解決策: NI-DAQmxバージョン7.5からDAQmxを使用してデータ集録が行えるライブラリが追加されました。(7.5以前のバージョンでは従来型DAQのみ対応となっております)

DAQmxを使用したサンプルはDAQmx7.5をインストールした後に以下のディレクトリに作成されます。
C:\Program Files\National Instruments\NI-DAQ\Examples\Visual Basic 6.0

プログラム方法については以下のヘルプマニュアルがあります。
すべてのプログラム→National Instruments→NI-DAQ→NI-DAQmx C API Visual Basic 6.0 Help

新規プロジェクトから作成する場合にDAQmxのタイプライブラリはProject→Referencesのメニューから
NI DAQmx C APIを追加してください。


DAQmxバージョン7.4以前では、Visual Basic 6.0 と NI-DAQmx の組み合わせでのプログラミングはサポートしておりませんでした。したがって、Visual Basic 6.0 / NI-DAQmx のプログラミングのため開発者は .BAS ファイルを作り、NI-DAQmx ドライバを Visual Basic のコードにインポートし、.BAS ファイル経由で NI-DAQmx のファンクションコールするようなコードを作成することを手作業で行っておりました。

ドライバをインポートする .BAS ファイルを作るには、NIDAQmx.h ファイルで定義されているのと同様に、タイプ定義と関数リファレンスを定義します。NIDAQmx.h は NI-DAQmx プログラミングの ANSI C 用ヘッダファイルです。NIDAQmx.h と同じ定義をする .BAS ファイルを作成すると Visual Basic 6.0 で NI-DAQmx プログラミングが可能になります。

NI-DAQmx C 関数リファレンスヘルプは、関数の説明と ANSI C での使用法を説明した文書です。NI-DAQmx をインストールすると、Start»All Programs»National Instruments»NI-DAQ に入っており、NI-DAQmx の関数、データ型、その他の詳細が書かれています。

以下に添付した DAQmxDigWrite.zip には、デジタルI/O 1 ポートに書き出すのに必要な .BAS フィアルと Visual Basic 6.0 プロジェクトが入っていますので、ご参照ください。

関連リンク:
DAQアシスタントはVisual Basic6でサポートされていますか。

添付:


DAQmxDigWrite.zip - DAQmxDigWrite.zipNIDAQmx.h - NIDAQmx.h


報告日時: 05/12/2004
最終更新日: 12/21/2005
ドキュメントID: 39BF3M1E