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Vision Assistantのフィルタのスムージングーメディアンのフィルタサイズは、1、2....と偶数も設定できます。奇数サイズを指定した場合は、対象ピクセルを中心とした上下左右のピクセルが演算の対象になります。例えば、サイズを1とした場合は、対象ピクセルのみとなり、変化はありません。3と設定すると、対象ピクセルの上下左右(斜めも含む)の3×3ピクセルが対象となり、9ピクセルの中のメディアン(中央値)が対象ピクセルの値になります。
フィルタサイズに偶数を指定した場合には、右側と下側のピクセルが左側と上側のピクセルより1ピクセル分多く対象になります。例えば、サイズを2とした場合の位置(0,0)のピクセルの値は、(0,0)、(0,1)、(1,0)、(1,1)の2×2ピクセルが演算対象になります。
また、この場合、メディアンの演算対象も4個、16個....と偶数になってしまいます。実際にメディアンとして使われる値は、中央の二つの値の大きい側の値となります。例えば、フィルタサイズが2の場合で、4ピクセルが演算対象の際には、これらを配列とみなした際の指標として0~3となりますが、指標1の値ではなく、指標2の値が対象ピクセルの値となります。
以上のように、スムージングーメディアンのフィルタサイズに偶数を設定すると、上下左右が非対称な演算結果になってしまいますので、通常は、奇数を設定するようにしてください。偶数で設定する場合は、上記の内容を考慮してください。
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