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アナログ入力にて異なるモードで取得される最大のサンプルレートについて



ハードウェア: Multifunction DAQ (MIO)>>E Series, Multifunction DAQ (MIO)>>M Series

問題: マルチファンクション DAQ デバイスでは、基準化シングルエンド集録モードにてNチャネル、差動集録モードにて N/2 チャネルが使用できます。また、得られるサンプルレートが使用するチャネル数に均等に割り振られていることを DAQ の仕様にて確認しました。 DAQ  デバイスが1個の差動チャネルでは、最大のレートでサンプリングできますでしょうか。

解決策: はい、ナショナルインスツルメンツのマルチファンクション DAQ デバイス(Mシリーズ、Eシリーズ、cDAQ)は、1個の差動チャネルにて最大のレートでサンプリング出来ます。差動入力及び基準化シングルエンド入力の主な違いは ADC のマイナスターミナルの接続端子(それぞれがCH-やAI GND)です。差動入力や基準化シングルエンド両方のモードにて ADC が1チャネル当たりに一つの変換を行うので、最大のサンプルレートは入力モードによって影響されません。一方、多チャネルにて測定される場合、差動入力であろうか、基準化シングルエンド入力であろうか、1つの ADC に多重化(マルチプレクス)され、1チャネル当たりの有効なサンプルレートがチャネル数分の ADC の最大のレートになります。

関連リンク:

KnowledgeBase 2D6CTML8: データ集録用語
KnowledgeBase 30LDURMV:スキャンクロック(サンプルクロック)とチャンネルクロック(コンバートクロック)の違い。



添付:





報告日時: 09/25/2006
最終更新日: 06/03/2012
ドキュメントID: 41OGATLA