プログラム的にフロントパネルオブジェクトの点滅の色を変更する方法



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 1.0
使用ソフトウェア・バージョンに特化:
二次のソフトウェア: N/A

問題:
プログラム的にフロントパネル上の制御器や表示器の点滅時の色を変更することは可能でしょうか。

解決策:
プログラム的にフロントパネル上の制御器や表示器の点滅時の色を変更することは、周期的に背景色を変えることで可能です。
  1. フロントパネルに文字列制御器を配置。
  2. ブロックダイアグラムで文字列制御器を右クリックし、作成 » プロパティノード » テキスト » テキストカラー » 背景色を選択。
  3. プロパティノードを右クリックし、すべてを書き込みに変更を選択
  4. フロントパネルで右クリックし、モダン » 数値 » フレーム付きカラーボックスを配置。
  5. ブロックダイアグラムでカラー制御器をプロパティノード Text.BGColor の入力に配線。
上記でプログラム的に制御器の背景色を変更することが可能です。
点滅させるためには、下記を行ってください。
  1. 2 つのケース (BGColor と BlinkColor) を持ったステートマシンを作成します。
  2. それぞれのケースは Text.BGColor に違う値を入力し、1 つのステートが実行されたら次のステートに移行させます ( 下記画像、添付 VI 参照 ) 。

図 1: BGColor の ケース

図 2: BlinkColor の ケース

メモ: 上記はあくまでもプログラム的に点滅させるアルゴリズムの 1 つであり、他にも方法はあります。もし VI が実行中に色を変更する必要がない場合、点滅の色の設定を変更することも可能です。ツール »オプションと進み、カテゴリからを参照してください。こちらの設定で LabVIEW の色のプロパティを変更することが可能です。


関連リンク:
Developer Zone: Application Design Patterns: State Machines
KnowledgeBase 396ADVLD: LabVIEWでLEDを点滅させるときに黄色の点滅しかできないでしょうか。KnowledgeBase 2F6CB7DV: How Can I Get My Blinking Colors to Be the Same in an Executable as in the Development Environment

添付:


BlinkingColor.vi - BlinkingColor.vi



報告日時: 04/15/2008
最終更新日: 03/26/2010
ドキュメントID: 4KEHH31D