Archived: Windows 2000およびXPにおいてMAX 3.0でセルフテストエラーが発生する

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使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: N/A
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題:
コンピュータに取り付けたDAQデバイスがあり、デバイスマネージャおよびMAXでは表示されています。しかし、毎回セルフテストをおこなうと、以下のエラーが発生します。

デバイスはセルフテストに失敗しました。
セルフテストでエラー -200324が発生しました。

考えられる理由:

NI-DAQmxがデバイスと通信できません。デバイスがシステムに存在し、システムにアクセス可能で、かつ現在リセット中でなく、従来型NI-DAQ(レガシー)のような他のドライバによって予約されていないことを確認してください。


この問題を修正するにはどうすればよいですか?


解決策:
この問題が生じる1つの理由として、NI-DAQmxドライバのサービスが実行されていない場合が考えられます。これらのサービスは、nidevlduおよびnipxirmuと呼ばれています。これらのサービスは、通常コンピュータ起動の際自動的に開始します。もし実行していない場合は、MAXはデバイスの認識に問題を生じるため、このようなエラーが発生します。

このサービスを開始する方法は2つあります。1つ目の方法は、コマンドプロンプトを用いる方法です。コマンドプロンプトを開き、net start nidevlduと入力します。サービスを停止するには、net stop nidevlduと入力します。

2つ目の方法は、スタート » コントロール パネル » 管理ツール » サービスを開きます。このユーティリティは、コンピュータに登録されているすべてのサービスをリストしています。また、実行中、停止、一時停止などサービスのステータスを表示します。NIから始まるサービスを探します。NI Device Loader(nidevldu)というサービスを選択して、サービスウィンドウの上部にある「サービスを開始」ボタンをクリックします。これでサービスが開始するはずです。

この問題が発生する他の理由として、従来型DAQドライバがデバイスに使用されていると発生します。これを解決するには、従来型NI-DAQ(レガシー)デバイスを右クリックして従来型NI-DAQ用にデバイスをリセットするを選択します。これを一度おこなうと、デバイスはDAQmxでセルフテストに合格してDAQmxテストパネルを使用することができるようになります。


関連リンク:

添付:





報告日時: 05/02/2003
最終更新日: 02/18/2016
ドキュメントID: 2X1HHH5B