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NIでは、この脆弱性を排除する複数の更新を用意いたしました。どのアップデートも、Microsoftの「Kill Bit」機能を利用し、Microsoft Internet ExplorerおよびMicrosoft Office上で脆弱性のあるNI ActiveXコンポーネントを無効にします。NI Kill BitパッチQ2 2013には、Kill Bitのみが含まれています。その他のアップデートには、Kill Bitに加え、NI ActiveXコンポーネントの代替コンポーネントが含まれています。また、2013年8月以降にリリースされたすべてのNIソフトウェアにはKill Bitが含まれています。Kill Bitをインストール済みのシステムで、NI LabVIEW、LabWindows™/CVI、およびNI TestStandのインストーラビルダツールを使用して作成されたディストリビューションにも、Kill Bitが含まれています。
NIは、Microsoft Internet ExplorerまたはMicrosoft Officeで使用するためのNI ActiveXコンポーネントの代替を、必要に応じて提供しています。これらの代替コンポーネントには、セキュリティ上の脆弱性は存在しません。代替コンポーネントは、以下のアップデートに含まれています。
更新 | コンポーネント | |
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一般セキュリティパッチQ2 2013 | ||
NIセキュリティアップデート67L8LIQW | cwui.ocx |
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NIセキュリティアップデート67L8L0QW | cw3dgrph.ocx |
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NIセキュリティアップデート67L8IQQW | helpasst.dll およびhelpasst64.dll |
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NIセキュリティアップデート67L8KSQW | NationalInstruments.Help2.dll |
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NIセキュリティアップデート67L8ECQW | exlauncher.dll |
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NIセキュリティアップデート67L8J3QW | lookout650.ocx 、lookout660.ocx 、lookout670.ocx |
代替が提供されていないNI ActiveXコンポーネントは、Microsoft Internet ExplorerまたはMicrosoft Officeで使用できるように有効化できます。NI ActiveXコンポーネントを再度有効にする方法については、技術サポートデータベース68OCIGQWを参照してください。
セキュリティアップデートの詳細やインストール方法については、NI Q2 2013セキュリティアップデートについてを参照してください。
注意: NI ActiveXコンポーネントの再有効化が必要になることは、非常に稀です。もしどうしても必要な場合は、細心の注意を払った上で行ってください。Microsoft Internet ExplorerまたはMicrosoft OfficeでNI ActiveXコンポーネントを再度有効にすると、セキュリティ上の脆弱性が再発する恐れがあります。
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