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なぜ DAQ Assistant Express VI を複数使用していると、エラー -50103 が発生するのでしょうか。
なぜ DAQ Assistant Express VI を複数使用していると、エラー -50103 が発生するのでしょうか。
使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 7.0
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A
問題: 複数の DAQ Assistant Express VI を使用しているとエラー
-50103 “
The specified resource is reserved
” が発生します。
解決策: このエラーは 一つのDAQデバイスに対して DAQ Assistant Express VI を複数使用してアクセスして、データ集録をおこなう場合に発生してしまいます。
これはプログラム実行中にDAQアシスタント関数がリソースを開放しないときや、一つのデバイスに対して複数のDAQアシスタント関数が同時にアクセスしてしまうためにおこります。
対処法としては、以下の3つがあげられます。
- DAQアシスタント関数を一つだけ使用します。複数のチャンネルで同時に入力、あるいは出力(一つのDAQアシスタント内で入力と出力を混同した設定はできません。)をしたい場合にはDAQアシスタント関数を一つ使用しチャンネルリストにてタスクを追加して複数チャンネルの入力、または出力をおこないます。
- 実行順序を指定します。エラー入出力端子を実行順に配線することや、シーケンスストラクチャなどを用いて集録や出力などの実行順序を指定することで同時に同じデバイスにアクセスすることを防ぎます。
- デバイスのリソースを開放します。シングルポイント集録や連続集録の場合には、停止入力端子がVIに表示されます。
これはTRUEのとき、実行が終了時にタスクを停止してデバイスのリソースを開放します。逆にFALSE時にはタスクはアプリケーションが停止するまで引き続き実行されるという意味です。
連続アナログI/OおよびカウンタI/Oタスクでは、この入力はデフォルトでFALSEです。デバイスをもう一度同じアプリケーションで使用できるようにタスクを停止するには、この入力を停止制御器に配線します。
停止制御器はWhileループの条件端子にも配線します。シングルポイントアナログI/OおよびデジタルI/Oタスクでは、この入力はデフォルトによりTRUEです。
これは、タスクがシングルポイントの後で停止するという意味です。ループ内でExpress VIを使用する際にシングルポイントのパフォーマンスを最適にするには、
FALSEに設定して実行終了時のみリソースを開放するようにこの入力を停止制御器に配線します。この停止制御器はWhileループの条件端子にも配線します。
関連リンク:
添付:
報告日時: 04/30/2003
最終更新日: 01/03/2007
ドキュメントID: 2WT74JMM
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