LabVIEW のブール押しボタン LED の色を変更する方法



使用ソフトウェア: LabVIEW Development Systems>>LabVIEW Full Development System
使用ソフトウェア・バージョン: 6.0
使用ソフトウェア・バージョンに特化:
二次のソフトウェア: N/A

問題:
LabVIEW のブール押しボタンを好んでよく使用しますが、ボタンの LED の色を変更したいと考えています。カラーツールを使用して色を変更することはできますが、押しボタンを使用するたびに毎回手動で色を変更するのは面倒です。プロパティノードを使用して変更しようとしましたができませんでした。プログラム的にボタン本体の色を変更することはできますが、ボタンの LED 部分の色を変更することができません。どのようにして押しボタンの LED のオンおよびオフ状態の色を指定することができますか。あるいは他により良い方法はありますでしょうか。


解決策:
カスタム押しボタン制御器を作成し、異なる LED 色を指定することができます。カスタム制御器の作成、編集および使用についての詳細は下記の関連リンクより Creating Custom Controls, Indicators, and Type Definitions を参照してください。

次のステップに従いカスタム制御器を作成し、 LED のオンおよびオフ状態の色を指定してください。

  1. フロントパネルに押しボタンを置きます。
  2. ボタンを右クリックし、ショートカットメニューより上級 » カスタマイズを選択します。新規制御器ウィンドウが起動します。
  3. デフォルトでボタンはオフ状態になっています。カラーツールを使用してオフ状態の LED の色を指定します。
  4. 操作ツールを使用しボタンの状態をオンに変更します。
  5. カラーツールを使用しオン状態の LED の色を変更します。
  6. ファイル » 別名で保存を選択し、新規制御器を保存します。制御器を labview\user.lib に保存すると、 制御器 » ユーザ制御器から保存したカスタム制御器を選択し使用することができます。
    メモ: 新規作成した制御器は LabVIEW を再起動するまではパレット内に現れません。
  7. ファイル » 変更を適用を選択し、フロントパネルの押しボタンをカスタム制御機器に置換します。
  8. 制御器ウィンドウを閉じてフロントパネルに戻ります。


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添付:





報告日時: 07/17/2001
最終更新日: 08/16/2009
ドキュメントID: 2BGD7IB5