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波形生成を行う関数の周波数という入力端子について



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 1.0
使用ソフトウェア・バージョンに特化:
二次のソフトウェア:

問題:
アナログ出力を行うプログラムに、波形生成関数を使用しています。周波数という入力端子がありますが、サンプリング情報という端子の中身を確認すると片方が周波数というパラメータ になっています。この 2 つの周波数というのは、同じパラメータ名ですがどういう違いがあるのでしょうか。

解決策:
デフォルトが10 に設定されている入力端子 「周波数」 は出力波形の周波数になります。デフォルトの 10 という設定では、( サンプリング情報に入力されたパラメータ値に関わらず )1 秒間に 10 個の波形が立ち、10 Hz の波形が生成されます。
一方、サンプリング情報の一部である周波数のパラメータが意味するのは、1 秒区間の波形(出力周波数がデフォルト10に設定されている場合、10個の波形 ) を何サンプルで表示させるか、というパラメータになるので、この値が大きければ大きい程、出力される波形はより滑らかな波形になります。

従って、サンプリング情報の周波数とサンプル数の値が等しい時、生成されるグラフにはいつも1 秒分の波形が表示され、周波数の入力端子に渡している数の波形が波形グラフには表示されます ( 時間軸である X 軸は 0~1 となります )。

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また、サンプリング情報の周波数の値が500で、サンプル数の値が1000 となっている場合、1秒分の波形を500サンプルで表示させる設定になっているため、サンプル数が1000 だと2 秒分の波形がグラフに表示されます。 従って、波形グラフに表示される波形の数は、入力端子「周波数」の値×2 の数となります。



関連リンク: KnowledgeBase 34AFFR59: DAQアナログ出力の出力周波数の計算方法

添付:

波形生成.PNG

波形生成.vi






報告日時: 06/14/2010
最終更新日: 06/16/2010
ドキュメントID: 5AD2791K