CVI5.xのコードをCVI6.0で開いたら、文字化けする文字があり、それをDELキーで消そうとすると、CVIがクラッシュします。



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 6.0
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア:

問題: CVI5.xで開発していたソースコードをCVI6.0にアップグレードしました。コードを表示すると、文字化けている文字があり、コンパイルをすると、関数定義で"Missing Prototype"エラーが出ます。また、文字化けた文字をDELキーで消そうとすると、CVI自体がクラッシュします。

解決策: 文字化けは、CVI5.xの全角文字非対応のソースコードエディタが全角文字を認識できない時に起こります。通常はこの様な事は起きませんが、極まれに、全角文字の上位文字と下位文字の間で改行を入れますと、この様な現象が起きます。

この様な現象が起きた場合、文字化けを挟んで定義されている関数は全て無効となり、コンパイルエラーが発生します。問題を解決するには文字化けした文字を削除する事でエラーを回避する事ができます。

次に、DELキーを用いた文字化け文字の削除は、CVIの不具合により、CVIをクラッシュしてしまいます。これは、開発環境が文字化けのトレール文字を適切に判断できない事から起きており、BackSpaceキーを用いて削除すると、問題無く削除されます。この方法でソースコードの変更を行い、コードを完全にCVI6.0対応のものに更新してください。

注意:本来、CVI5.xはマルチバイト対応の開発環境ではない為、全角文字の入力は対応しておりません。ユーザの独断で、強制的に行ったこの様な製品非対応操作に伴うサポートは基本的にできかねますので予めご容赦ください。

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報告日時: 07/25/2002
最終更新日: 04/16/2004
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