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LabVIEWにて、どのようにしてPXIのスタートリガを使用することができますか?



ハードウェア: PXI/CompactPCI

問題:
PXIシステムを使用しています。LabVIEWにて、PXIのスタートリガを使用して、複数のDAQボードからデータ集録を行いたいと考えています。LabVIEWにて、どのようにして、スタートリガバス上へトリガ信号を送ることができますか?

解決策:
  1. はじめに、マスター側になるボードを2番スロットにセットします。マスター側のボードから、残りのスロット中の各スレーブボードへ、トリガ信号を送るための設定を行います。どのスレーブデバイスにおいても、それぞれRoute Signal.viを呼ぶ必要があります。また、信号ソースとして、ボードクロックを入力するよう設定する必要があります。信号名は、PXI Star n(nは番号)と設定します。そして、スレーブボードの正しくスロットナンバーを、信号名の入力ラインナンバーに接続します。下記のリンクのDeveloper Zoneにあるサンプルは、複数のPXI-DSAへルートクロックを呼ぶサブVIを含んでいます。
  2. 2つめのステップでは、それぞれのスレーブデバイスを、スターバスからの信号を受け取れるように設定します。くりかえしますが、Route Signal.viを、信号を受け取るために各スレーブデバイス用に用意する必要があります。この場合、PXIスターへの信号ソース、およびボードクロックへの信号名を設定してください。
  3. 重要なことは、同時にトリガするようなボードの設定をすることです。マスターソースのためのRoute Signal.viを別に呼び出してください。AI Start Triggerのための信号ソースを指定してください。そして、RTSI 0番のための信号名、あるいは、ほかで使用されていない、RTSI ラインを指定してください。AI Start.viを、スレーブにおいて呼ぶとき、トリガソースとして、ディジタルトリガを指定してください。ディジタルトリガは、RTSIラインに使用するのに適しています。
上記の手順は、下記のリンクのDeveloper Zoneのサンプルから参照することができます。

関連リンク:
KnowledgeBase 2BFFLABI: What is the Star Trigger on the PXI Backplane?
KnowledgeBase 26FETBY5: PXI Star Triggering Capabilities of NI-Scope Hardware
KnowledgeBase 2BT91R2L: How Do I Synchronize Multiple NI 4472 DSA Devices for PXI?

添付:


PXI 4472 synchronization example.llb - PXI 4472 synchronization example.llb



報告日時: 02/21/2002
最終更新日: 01/25/2008
ドキュメントID: 2IKBK76I