NI 5105のサンプルレートがタイムベース周波数より高いのはなぜですか?
ハードウェア: Modular Instruments>>High-Speed Digitizers (Scopes)>>PCI-5105, Modular Instruments>>High-Speed Digitizers (Scopes)>>PXI-5105
問題: NI 5105デジタイザの仕様には周波数レンジが4 MHz~65 MHzと周波数レンジが記載されていますが、タイムベース周波数は60 MHzとあります。なぜ同等ではないのでしょうか?
解決策: NI 5105で使用されているADCの周波数限度は65 MHzです。ボードへ供給する外部サンプルクロックは任意の周波数ですが、65 MHzを越えることはできません。
NIデジタイザは内部(オンボード)サンプルクロックを生成し分割する方法を使用します。この方法は、結果信号が要求した周波数のサンプルクロックとして供給するために、整数値(通常1~65,535の範囲)よってタイムベースクロックを分割します。もし65 MHzタイムベースが供給されていた場合、サンプルクロックは以下のような奇数値が利用できます。
- 65 MHz
- 32.5 MHz
- 21.667 MHz
- 16.25 MHz
- 13 MHz
代わりに60 MHzタイムベースを供給すると、ボードはより一般的なサンプリング周波数が生成できます。
- 60 MHz
- 30 MHz
- 20 MHz
- 15 MHz
- 10 MHz
関連リンク: 製品マニュアル: NI PXI/PCI-5105 仕様
添付:
報告日時: 03/08/2007
最終更新日: 07/24/2008
ドキュメントID: 477F54D3
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