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サテライトや低速ワイヤレスなどの待ち時間の長い低速帯域幅のネットワーク接続を使用しています。リモートターゲットでネットワークやシステム設定を行っているとき、またはMAXでリモートターゲットにソフトウェアをインストールしているときにタイムアウトが発生します。このようなタイムアウト時間を調整することはできますか?
解決法:
Windowsレジストリにキーを追加することでタイムアウトを調整することができます。レジストリに変更加えたあと、MAXを再起動する必要があります。Windowsレジストリを編集するには、次の手順でアクセスします。
スタート→名前を付けて実行→regedit
注意: 下記のタイムアウト時間を小さくすると、プログラムの機能が低下したり、リモートターゲットでの致命的なエラーの原因になる場合があります(特にmxTimeoutPhCfg*)。これらのタイムアウト時間を大きくすると、特定のネットワーク操作に対するMAXの待機時間が長くなり、UIの応答が遅くなります。
MAXでのリモートタイムアウト値を調整するには、次のキーを下記のディレクトにの下に追加する必要があります。
HKEY_CURRENT_USER\Software\National Instruments\Measurement & Automation Explorer\Remote
通常の接続に問題がある場合(ミリ秒単位)に編集するDWORD値
mxTimeoutConnect | 標準TCP/IP接続のタイムアウト。デフォルトは60000 |
mxTimeoutPhCfgConnectRemote | リモートサブネット上のネットワーク設定構成のタイムアウト。デフォルトは5000 |
FTP転送に問題がある場合(大きなファイルの転送が停止するなど)に編集するDWORD値
mxTimeoutFtpChunkSize | TCP/IPソケットで送受信するバイト数。デフォルトは4096 |
mxTimeoutFtpRetries | FTPコマンド実行中に再試行するTCP/IPの数。デフォルトは5。 |
リモートサブネットターゲットの検出または構成中に発生する問題
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