待ち時間の長いネットワーク接続でリモートターゲットにソフトウェアをインストールしていると、タイムアウトが生じるのはなぜですか?



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 4.0
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題:

サテライトや低速ワイヤレスなどの待ち時間の長い低速帯域幅のネットワーク接続を使用しています。リモートターゲットでネットワークやシステム設定を行っているとき、またはMAXでリモートターゲットにソフトウェアをインストールしているときにタイムアウトが発生します。このようなタイムアウト時間を調整することはできますか?

解決法:



解決策:

Windowsレジストリにキーを追加することでタイムアウトを調整することができます。レジストリに変更加えたあと、MAXを再起動する必要があります。Windowsレジストリを編集するには、次の手順でアクセスします。

スタート→名前を付けて実行→regedit

注意: 下記のタイムアウト時間を小さくすると、プログラムの機能が低下したり、リモートターゲットでの致命的なエラーの原因になる場合があります(特にmxTimeoutPhCfg*)。これらのタイムアウト時間を大きくすると、特定のネットワーク操作に対するMAXの待機時間が長くなり、UIの応答が遅くなります。

MAXでのリモートタイムアウト値を調整するには、次のキーを下記のディレクトにの下に追加する必要があります。

HKEY_CURRENT_USER\Software\National Instruments\Measurement & Automation Explorer\Remote

通常の接続に問題がある場合(ミリ秒単位)に編集するDWORD値

mxTimeoutConnect 標準TCP/IP接続のタイムアウト。デフォルトは60000
mxTimeoutPhCfgConnectRemote リモートサブネット上のネットワーク設定構成のタイムアウト。デフォルトは5000

FTP転送に問題がある場合(大きなファイルの転送が停止するなど)に編集するDWORD値

mxTimeoutFtpChunkSize TCP/IPソケットで送受信するバイト数。デフォルトは4096
mxTimeoutFtpRetries FTPコマンド実行中に再試行するTCP/IPの数。デフォルトは5。

トラブルシューティングのガイドライン

リモートサブネットターゲットの検出または構成中に発生する問題

Real-Timeソフトウェアウィザードを介したファイルのインストール中に発生する問題

関連リンク:

添付:





報告日時: 06/17/2010
最終更新日: 06/29/2010
ドキュメントID: 42GH3O00