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LabVIEWで作成されたシリアル通信を行う実行ファイルがターゲットPC上で動作しない場合の原因と対策
LabVIEWで作成されたシリアル通信を行う実行ファイルがターゲットPC上で動作しない場合の原因と対策
使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: N/A
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A
問題: LabVIEWでアプリケーションビルダを使用して、シリアル通信を行うアプリケーションを作成しました。しかし、別のコンピュータで正常に動作しません。どのような原因が考えられ、どのような対策が考えられるでしょうか。
解決策: 下記に考えられる原因を記載いたします。
- アプリケーションを使用する予定のコンピュータにVISAランタイムエンジンはインストールされていますか。アプリケーションビルダを使用してVISAランタイムエンジンを含むインストーラを作成することが可能です。
LabVIEW7.1もしくはそれ以前のバージョン
“インストーラ設定”タブをクリックし、“詳細”ボタンをクリックします。“シリアルポートサポート”チェックボックスにチェックマークを入れます。
LabVIEW8.0もしくはそれ以降
プロジェクトウィンドウで“ビルド仕様”を右クリックしショートカットメニューから“新規”→“インストーラ”を選択します。“追加のインストーラ”の設定画面で“NI-VISA Runtime ”にチェックマークを入れます。
インストーラはデフォルトでLabVIEW ランタイムエンジンを加える設定になっており、他のコンピュータでアプリケーションビルダで作成されたアプリケーションを実行するためにはこれは必須のソフトウェアです。
- もしCOM1などのVISAリソースが表示されない場合には、ASRLx::INSTRなどの明示的リソース名で表示されているかもしれません。どちらでもリソース名としてご使用頂くことは可能です。
- もしWindowsコンピュータのエイリアスをリソースに与えたい場合には、Measurement & Automation Explorer(MAX)を起動し、ツール→ NI-VISA → VISA オプションを選択し、一般設定ヘッダ下にあるエイリアスを選択し、画面右側に表示されるリソース名をダブルクリックで選択するか“エイリアス名を変更”をクリックして編集してください。直接エイリアスを編集するにはvisaconf.iniファイルで行います。visaconf.iniファイルは通常
C:\VXIPNP\WinNT\NIvisa
ディレクトリにあり変更可能ですが、MAXを使用して設定を行うことを推奨致します。OSがMACの場合でエイリアスを編集したり追加する場合には以下の関連リンクをご参照ください。
関連リンク: KnowledgeBase [3DNHFS4B]: Creating and Editing VISA Aliases and Resource/Configuration Parameters on a MAC
添付:
報告日時: 09/30/2004
最終更新日: 10/30/2006
ドキュメントID: 3DTCIK4B
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