OSの和暦表示設定によるLabVIEWの既知の問題
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問題: オペレーティングシステム(OS)の日付形式で和暦表示を指定した場合に発生するLabVIEWの問題
解決策: Windowsのコントロールパネルにある「地域と言語のオプション」の日付設定では、カレンダーの種類として「西暦」と「和暦」を選択することができます。ここで「和暦」を選択した際にリストされる日付形式から、「gg」を含む項目を選択するとOSの日付の年を和暦形式(例:2010→平成 22)で表記します。
このOSの日付形式文字列に「gg」が含まれる場合、LabVIEWの動作に関して次の3つの問題が確認されています。
- LabVIEWが起動しない (LabVIEW 8.6~2009 SP1のみ)
スプラッシュスクリーンに「プラグインを初期化中」と表示した後にハングします。この問題はLabVIEW 2010で修正されています。
LabVIEWのバージョン8.6~2009 SP1では、OSの日付形式に「gg」を含まない設定に変更してから起動してください。
- タイムスタンプ制御器/定数の元号部分が「gg」と表示される
- 「日付/時間文字列をフォーマット」VIの形式文字列にOSの日付形式(%x)を指定すると、年号は「gg」、年は西暦年を出力する
例:OSの日付形式が「gg yy/MM/dd」の場合、平成22年(西暦2010年)1月23日は「gg 10/01/23」と出力される
和暦の日付文字列を取得するには、出力の年情報をプログラムで修正してください。添付VIは、西暦年を「平成」の和暦年に変換する例を示します。
関連リンク:
添付: 西暦から和暦へ変換.vi
報告日時: 04/22/2010
最終更新日: 08/02/2010
ドキュメントID: 58L95E00
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