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チャートやグラフのプロット領域範囲の自動調整を無効にしたい



使用ソフトウェア: LabVIEW Development Systems>>LabVIEW Base Development System
使用ソフトウェア・バージョン: 1.0
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題:
グラフやチャートの Y スケールの自動スケールが有効の場合、表示している Y データの範囲が変化する度に Y スケール上の目盛の桁数がダイナミックに変化して、例えば 6-8 桁になったり 1-2 桁になったりします。目盛の桁数が多くなると、グラフやチャートのオブジェクトの境界とプロットが表示されている「プロット領域範囲」の間に目盛の表示を納めるために自動的に「プロット領域範囲」が調整されてしまい、表示が不安定に見えます。これを防ぐ方法はありますか?

解決策:
LabVIEW の .INI ファイルに以下のラインを含めることで解決できます。

EnableAutoScales=False

上記のラインが EnableAutoScales=True としてすでに存在している場合は、True の部分を False に書き換えてください。

スケールの目盛等の桁数が増えた場合などに、その目盛をグラフやチャートの境界内に納める様「プロット領域範囲」が自動的に調整されていました。しかし、上記によって「プロット領域範囲」の自動調整が無くなってしまったため、グラフやチャートの境界と「プロット領域範囲」の間のスペースに桁数の多い目盛などが表示できなくなり、境界をオーバーした目盛などの表示は無効となります。

ビルドした EXE にこの設定を適用したい場合は EXE ファイル用の INI ファイルを作成する必要があります。

メモ: EXE の INI ファイルを作成する場合はその INI ファイルの一番上のラインに [ ] 内に EXE の名前を入力したラインを記述してください。

関連リンク:
技術サポートデータベース 3F3LQ43U: How Can I Comment Out Lines in a LabVIEW .ini File?
技術サポートデータベース 3IKAFGPH: Why Does My LabVIEW Executable Create an INI File After I Run It?
技術サポートデータベース 3FAHQCXT: Using Configuration File VIs to Store Complex Data Types

添付:





報告日時: 12/08/2004
最終更新日: 06/13/2017
ドキュメントID: 3G7D4T8O