何故エラー200288が発生するのでしょうか？

使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: N/A
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: Measurement Studio>>Measurement Studio for Visual C++

問題: Measurement Studio 7.0とNI-DAQmxを用いて作成したC++ .NETのデータ集録用のアプリケーションを使用しています。
トリガがかかるまでの時間がソフトウェアタイミングで十分なため、トリガを使った有限サンプリングのDAQmxタスクを作成し、この有限サンプリングを繰り返して連続したデータ集録を行いたいのですが、２回目のトリガ待ちに入る段階で以下のようなエラーが発生します。

エラー -200288:
Attempted to write a sample beyond the final sample generated. The generation has stopped, therefore the sample specified by the combination of position and offset will never be available.
Specify a position and offset which selects a sample up to, but not beyond, the final sample generated. The final sample generated can be determined by querying the total samples generated after a generation has stopped.

何故このようなエラーが発生するのでしょうか？

解決策: このエラーはソフトウェアでの再トリガアナログ出力の設定を行った際に発生します。従来型NI-DAQでは、再度トリガ待機の状態にするためには開始のコマンドを呼び出せばよいだけでしたが、NI-DAQmxでは、トリガを再度有効にするために読み込み（アナログ入力）や書き込み（アナログ出力）の後にDAQmx Stop Taskを呼び出す必要があります。一度タスクを停止すれば、従来型NI-DAQと同様に開始（DAQmx Start Task)コマンドによってトリガを再度有効にすることができます。

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報告日時: 03/23/2004
最終更新日: 11/15/2004
ドキュメントＩＤ: 37MGG4IP