"DAQmx完了まで待機"と"DAQmxタスク完了確認"との違い



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: N/A
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題: NI-DAQmxのVIを使用していますが、"DAQmx完了まで待機"と"DAQmxタスク完了確認"のどちらをどのような場合に使用すればよいのかわかりません。

解決策: DAQmx完了まで待機は信号の生成や測定が完了するまで待機します。
このVIは一般的には有限の信号生成や計測を行う場合に使用します。
有限の場合、最後のサンプルの信号の生成や測定が終了した時点でVIが完了し、データを次のノードに渡します。
連続の場合、DAQmx Stop.VIを呼び出した場合、もしくはエラーが生じた場合にVIが完了します。
一般的な連続操作の場合、このVIが終了するのはタイムアウトなどのエラーが生じた場合なので、一般的にはこのVIは有限の場合に使用します。

DAQmxタスク完了確認はタスクの実行が完了したかどうかを実行された時点で確認します。
例えばループ内に配置した場合、このVIが実行された時点において"タスクの完了?"出力端子からタスクが完了していない場合はFalse、完了している場合はTrueが出力されます。
このVIはエラーが発生しているか、信号の生成及び計測が行われていない状態を確認する場合に使用します。このVIを使用してDAQmx完了まで待機を用いた場合と同様の有限の操作を行う場合は、DAQmxタスク完了をWhileループ内に配置し、"タスクの完了?"出力端子をWhileループの条件端子に接続することによって、タスクが完了した時点でループを終了させることができます。

これらのVIに関する詳細な情報につきましては、LabVIEWのヘルプをご参照下さい。

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報告日時: 05/14/2003
最終更新日: 09/27/2004
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