縦軸のスケールの桁数調節によって見られる、グラフとチャートのプロットエリアの自動変更をオフにする方法。



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: N/A
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題:
フロントパネル上にグラフを2つ配置した際に、グラフの大きさを同じにしても、スケールの桁数が異なると、
プロットエリアの大きさが2つの間で異なってしまいます。

解決策:
LabVIEWにあるグラフとチャートのプロットエリアは縦軸の振幅値により以下の図形のように調節されます。
しかし、この現象は複数のグラフを同じフロントパネル上で比較する等、同じ面積の図面を比べたい際には、理想的ではありません。


フロントパネルに表示されているグラフの面積を変更させない方法として、プロパティノードの仕様があります。
「プロット範囲」の中にある「サイズ」を固定する事により、プロットエリアは実行中に変更されることはありません。
ただし、実行中に現る縦軸の新婦口の変更により、以下の図面の様に調節されます。


この、縦軸の自動スケーリングはLabVIEWの構成を変更する事により回避できます。
C:\Program Files\National Instruments\LabVIEWの中にあるlabview.iniに EnableAutoScales=False と書き込みます。
よって、以下の図形の様に調節されます。


関連リンク:
Developer Zone Tutorial: Accounting for the Shifting Y Axis in Graphs and Charts


添付:





報告日時: 01/31/2005
最終更新日: 02/14/2008
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