ステートマシンに新しいステートを追加する方法
使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 2009 SP1
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A
問題: ステートマシンデザインパターンを使用してプログラムを構築していますが、新しいステートを追加する場合の最善の方法は何でしょうか。
解決策: まず、ステートマシンデザインパターンで使用している列挙体が、
タイプ定義カスタム制御器であることを確認してください。
もし各ステートを通常の列挙体定数・制御器・表示器で保存している場合(フロントパネルの制御器パレット » モダン » リング & 列挙体パレットや、ブロックダイアグラムの関数パレット » プログラミング » 数値から列挙体定数・制御器・表示器を直接ステートマシン VI に配置している場合)は、それらをタイプ定義カスタム制御器として作成した列挙体定数・制御器・表示器で置き換えてください。こうすることにより、もしステートを追加・編集・削除する必要性が発生した場合、 1 つのカスタム制御器ファイル(.ctl ファイル)に変更を加えるだけで、 VI 内のすべてのステート用列挙体定数・制御器・表示器に変更が適用されるようになり、効率よくステートの編集を行えるようになります。
カスタム制御器の作成についてのより詳細な情報については、 LabVIEW 2009 Help: Creating Custom Controls, Indicators and Type Definitions (英語)を参照してください。
以下の手順に沿って新しいステートを追加してください。
- ブロックダイアグラム上で、タイプ定義カスタム制御器として配置したステート用列挙体定数を右クリックし、タイプ定義を開くを選択します。
- タイプ定義を開くを選択すると、カスタム制御器のフロントパネルが開きます。ここでステート用列挙体に対して必要な変更を加えます。
- カスタム制御器のフロントパネル上でステート用列挙体制御器を右クリックし、後に項目を追加・前に項目を追加を選択し追加したいステートの名前を入力します。(項目を編集...を選択すると、より細かなステートの編集を行うことができます。)
- カスタム制御器を保存し、ウィンドウを閉じます。(ウィンドウを閉じた時点で初めてカスタム制御器へ加えた変更が反映されます。)
- ステートマシン VI のブロックダイアグラム上で、新しく追加されたステートに対してケースストラクチャのケースの追加を行います。
関連リンク: LabVIEW 2009 Help: Creating Custom Controls, Indicators and Type Definitions (英語)
添付:
報告日時: 06/28/2010
最終更新日: 06/28/2010
ドキュメントID: 5AHDOEQL
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