Windows用のNI-DAQ各バーションの特長
使用ソフトウェア: Driver Software>>NI-DAQ
使用ソフトウェア・バージョン: N/A
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A
問題: Windows用のNI-DAQには多くのバージョンがありますが、それぞれのリビジョンで変更された点を教えてください。
解決策: ここではWindows用NI-DAQの簡単な経歴をNI-DAQ4.9から説明します。MacOS用のNI-DAQについては次のリンク先を参照してください。
MacOS用NI-DAQの経歴(英語).
NI-DAQ 4.9 はAT-A2150, DSP-2200, および EISA-A2000をサポートするドライバの中では最新のバージョンです。 Windows 3.1を使用されている場合は
NI-DAQ 5.0.5 をお勧めします。これはWindows 3.1をサポートする最新のNI-DAQバージョンです。
NI-DAQ 6.1は非EシリーズMIOボードおよびAT-DIO-32Fをサポートをする最新のバージョンです。その他の多くのボードは
最新のデータ集録ドライバ (英語)を参照してください。対応していないデータ集録ボードについては、NI-DAQインストーラに付属のReadMeファイルを参照してください。
- NI-DAQ 4.9
これはAT-A2150、 DSP-2200およびEISA-A2000ボードをサポートする最新のバージョンです。
- NI-DAQ 5.0
多目的なNI-DAQ構成ユーティリティがこのバージョンから付加えられました。このユーティリティには自動テストとボード構成が含まれています。
- NI-DAQ 5.0.5
Windows 3.1をサポートする最新バージョンです。
- NI-DAQ 5.1
Windows 95の環境下で16ビットおよび32ビットのプログラムをサポートします。 16ビットプログラムをサポートする最新のバージョンです。
- NI-DAQ 6.0
Windows 95環境下での16ビットプログラムのサポートがこのバージョンから外されました。下記の機能が追加されました。
- DAQチャネルウィザードはアナログ出力とデジタル IOチャネルをサポートします。チャネルウィザードを使用して特定のチャネルに名前とソフトウェアスケーリングを割り当て、LabVIEWからそれらのチャネルに名前でアクセスすることが可能です。
- このバージョンで初めてリモートデバイスアクセスが組み込まれました。この機能を利用してLabVIEWまたはCVIのEasy I/Oライブラリを使用して、ネットワーク上の離れたコンピュータからデータ集録ボードを簡単に制御することが可能です。
- 工業用オートメーションのアプリケーションのためにOPC サーバが追加されました。
- NI-DAQ 6.1
- 初めてWindows 98の環境でテストされたバージョンです。.
- LabVIEWのデータ集録用VIはより効果的に実行されるようにLabVIEW5.0のフォーマットで書きなおされました。
- リモートデバイスアクセス (RDA) の構成が以前の別個のユーティリティから、NI-DAQ構成ユーティリティの中に追加されました。
- レガシーデータ集録ボードをサポートする最新バージョンです。
- NI-DAQ 6.5
- Measurement and Automationエクスプローラは、Windowsエクスプローラに拡張されたもので、NI-DAQ構成ユーティリティを置き換えました。データ集録ボードはWindowsエクスプローラ環境において構成そしてテストされます。
- バージョン6.5はリアルタイム データ集録ハードウェア製品 (PCIおよび PXI 7030/7040)をサポートします。
- USB データ集録製品は Windows 98環境下でサポートされています。
- NI-DAQ 6.6
- 新規のタイミング、 SCXI、SCCおよびDSA (ダイナミック信号解析) 製品をサポートしています。
- デジタルハンドシェイク操作用等のLabVIEWとNI-DAQ APIの新しいサンプルプログラムが含まれています。
- IEEE-1394 (Firewire)がWindows 98の環境でサポートされています。
- これは LabVIEW 4.xをサポートするNI-DAQの最新バージョンです。
- NI-DAQ 6.7
- USB およびIEEE-1394 (Firewire) が Windows 2000の環境でサポートされています。
- LabVIEW DAQ VIはCIN (コードインターフェースノード)ではなく Call Library Nodes (ダイレクトDLLコール)を使うものに変更されました。これによってVIの起動時間が節約されます。
- LabVIEW 4.x.xのサポートが外されました。
- バージョン6.7にはタイミングI/O操作等にむけた新しいComponentWorksのサンプルプログラムが含まれています。
- NI-DAQ 6.8.0
- NI-DAQセットアッププログラムが変更されました。
- 新しいハードウェアのサポートが追加されました。
- 新しいNI-DAQ関数とサンプルが追加されました。(Readmeファイルを参照してください)
- Measurement & Automation Explorer 2.0
- NI-DAQ 6.9.0
- 初めてWindowsMeの環境でサポートされたバージョンです。
- 新しいハードウェアのサポートが追加されました。(NI-DAQ 6.9.0のユーザーマニュアルを参照してください)
- 新しいNI-DAQ関数とサンプルが追加されました。(Readmeファイルを参照してください)
- NI-DAQ 6.9.1
- Measurement & Automation Explorerが2.1にアップデートされ、LabVIEW RT 6.0.3に対応しました。
- 最大64デバイスとデバイス番号に対応しました。
- 新しいハードウェアのサポートが追加されました。(NI-DAQ 6.9.1のReadmeファイルを参照してください)
- NI-DAQ 6.9.2
- Windows XPに対応しました。
- Windows NTでCardWizardに対応しました。
- 新しいハードウェアのサポートが追加されました。(NI-DAQ 6.9.2のReadmeファイルを参照してください)
- 新しいNI-DAQ関数とサンプルが追加されました。(NI-DAQ 6.9.2のReadmeファイルを参照してください)
- NI-DAQ 6.9.3
- 新しいハードウェアのサポートが追加されました。(NI-DAQ 6.9.3のReadmeファイルを参照してください)
- 幾つかの現象が修正されました。
- NI-DAQ 7.x
(従来型DAQ、 NI-DAQmx、 NI-SWITCHが含まれています)
- 新しいハードウェアのサポートが追加されました。 (NI-DAQ 7.x のReadmeファイルを参照してください)
- 幾つかの現象が修正されました。
- 新たに NI-DAQmx ドライバが追加されました。
- NI-DAQ 7.0 (DAQ クイックスタートガイド 7.0, NI-DAQ 7.0 Readme ファイル)
- NI-DAQmx 7.0 と NI-SWITCH 2.0 用に新しいハードウェアのサポートが追加されました。(NI-DAQ 7.0 のReadmeファイルを参照してください)
- 従来型(レガシー)デバイスは従来型DAQのみでの対応、もしくはサポートされなくなりました。 (NI-DAQ 7.0 のReadmeファイルを参照してください)
- NI-DAQ 7.1 (DAQ クイックスタートガイド 7.1, NI-DAQ 7.1 Readme ファイル)
- NI-DAQmx 7.1 と NI-SWITCH 2.1 用に新しいハードウェアのサポートが追加されました。(NI-DAQ 7.1 のReadmeファイルを参照してください)
- 従来型(レガシー)デバイスは従来型DAQのみでの対応、もしくはサポートされなくなりました。 (NI-DAQ 7.1 のReadmeファイルを参照してください)
- NI-DAQ 7.2 (DAQ クイックスタートガイド 7.2, NI-DAQ 7.2 Readme ファイル)
- NI-DAQmx 7.2 と NI-SWITCH 2.2 用に新しいハードウェアのサポートが追加されました。(NI-DAQ 7.2のReadmeファイルを参照してください)
- 従来型(レガシー)デバイスは従来型DAQのみでの対応、もしくはサポートされなくなりました。 (NI-DAQ 7.2 のReadmeファイルを参照してください)
- NI-DAQ 7.3 (DAQ クイックスタートガイド 7.3, NI-DAQ 7.3 Readme ファイル)
- NI-DAQmx 7.3 と NI-SWITCH 2.3 用に新しいハードウェアのサポートが追加されました。(NI-DAQ 7.3のReadmeファイルを参照してください)
- 従来型(レガシー)デバイスは従来型DAQのみでの対応、もしくはサポートされなくなりました。 (NI-DAQ 7.3 のReadmeファイルを参照してください)
- NI-DAQ 7.4 (DAQ クイックスタートガイド 7.4, NI-DAQ 7.4 Readme ファイル)
- NI-DAQmx 7.4 と NI-SWITCH 2.3 用に新しいハードウェアのサポートが追加されました。(NI-DAQ 7.4のReadmeファイルを参照してください)
- 従来型(レガシー)デバイスは従来型DAQのみでの対応、もしくはサポートされなくなりました。 (NI-DAQ 7.4 のReadmeファイルを参照してください)
- シミュレーションデバイスに対応しました。これにより、ハードウェアを実際にインストールせずに、仮想ハードウェアでアプリケーションを開発、デバッグすることができます。
- NI-DAQ 7.5 (DAQmxのみです。NI-DAQ 7.5 Readme ファイルを参照してください)
- NI-DAQmx 7.5用に新しいハードウェアのサポートが追加されました。(NI-DAQ 7.5のReadmeファイルを参照してください)
- 従来型(レガシー)デバイスには対応していません。従来型デバイスの場合はNI-DAQ 7.4.1をご使用ください
- NI-DAQmx 8.0
(NI-DAQmxのみが含まれています。従来型デバイスの場合はNI-DAQ 7.4.1をご使用ください)
- LabVIEW 8.0、LabVIEW 7.x用のDAQmxに対応しています。
- 新しいハードウェアのサポートが追加されました。(NI-DAQmx 8.0 Readmeファイルを参照してください)
- 従来型(レガシー)デバイスには対応していません。
- NI-DAQmx 8.0.1
- Mシリーズデバイス向けに新しいアナログ出力キャリブレーションアルゴリズムが導入されました。
- LabVIEW 8.2に対応しました。LabVIEW 7.0への対応は廃止されました。
- 新しいハードウェアのサポートが追加されました。(NI-DAQmx 8.3 Readmeファイルを参照してください)
- Sシリーズ: 一つのタスクに複数のSシリーズデバイスを追加することができるようになりました。
関連リンク: データ集録ボードについての詳細は
DAQサポート を参照してください。
添付:
報告日時: 05/19/2000
最終更新日: 01/03/2007
ドキュメントID: 1XIDBB2L
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