2枚のEシリーズボードを同期させるには、どうすればよいか。



使用ソフトウェア: LabVIEW Development Systems
使用ソフトウェア・バージョン: 5.0.1
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア:

問題: バッファ型アナログ入力で、2枚のボードのスタートトリガーとスキャンクロックを同期するには、どうすればよいか。

解決策:
2つのデバイスのスタートを同期させる方法について


DAQCard のEシリーズデバイスとNI-DAQ6.0以降の組み合わせならば、AI scan startをPFI7ラインで接続できます。
PFI 7を外部の端子台を通して、接続できます。
マスター側デバイスの方のAI Config VIとAI Start VIの間にRoute Signal VIを置きます。
スレーブ側デバイスのAI Start VIの設定をdigital Aでアナログチャネル&レベルの設定クラスタをPFI7と0とします。
詳しくは、添付ファイル(Start_E_PFI.vi)をご覧下さい。

NI-DAQのバージョンが6.0以降でない場合、弊社ホームページにてNI-DAQをダウンロードして更新してください。
NI-DAQのバージョンが6.0より前の場合、PFIラインを使用することは出来ません。

AT-MIO-16EまたはPCI-MIO-16のEシリーズデバイスとNI-DAQ6.0以降の組み合わせならば、外部の端子台を通して接続せずにRTSIケーブルを使用して接続できます。
マスター側デバイスの方のAI Config VIとAI Start VIの間にRoute Signal VIを置いて、
AI scan startをRTSI0ラインにします。
スレーブ側デバイスのAI Start VIの設定をdigital Aでアナログチャネル&レベルの設定クラスタをRTSI0と0とします。
詳しくは、添付ファイル(Start_E_RTSI.vi)をご覧下さい。




2つのデバイスのクロックを同期させる方法について


DAQCard のEシリーズデバイスとNI-DAQ6.0以降の組み合わせならば、AI scan startをPFI7ラインで接続できます。
PFI 7を外部の端子台を通して、接続できます。
マスター側デバイスの方のAI Config VIとAI Start VIの間にRoute Signal VIを置きます。
スレーブ側デバイスのClock Config VI のどのクロックを1 (scan clock 1)として、Trigger Config VIのクロックソースをPFI pin、low to high、PFI7にします。
これらClock Config VI、Trigger Config VI、Control Config VIは AI Config VIの後に置きます。
詳しくは、添付ファイル(Synch_E_PFI.vi)をご覧下さい。

AT-MIO-16EまたはPCI-MIO-16のEシリーズデバイスとNI-DAQ6.0以降の組み合わせならば、外部の端子台を通して接続せずにRTSIケーブルを使用して接続できます。
マスター側デバイスの方のAI Config VIとAI Start VIの間にRoute Signal VIを置いて、
AI scan startをRTSI0ラインにします。
スレーブ側デバイスのClock Config VI のどのクロックを1 (scan clock 1)として、Trigger Config VIのクロックソースをRTSI pin、low to high、RTSI0にします。
これらClock Config VI、Trigger Config VI、Control Config VIは AI Config VIの後に置きます。
詳しくは、添付ファイル(Synch_E_RTSI.vi)をご覧下さい。


関連リンク: http://ae.natinst.com/operations/ae/public.nsf/fca7838c4500dc10862567a100753500/6ec96c76111d2e6a86256628008071a0?OpenDocument

添付:


Start_E_PFI.viStart_E_RTSI.viSynch_E_PFI.viSynch_E_RTSI.vi


報告日時: 03/16/2001
最終更新日: 03/30/2001
ドキュメントID: 27FK5C1I