プログラム的にフロントパネルの色を変更できますか?



使用ソフトウェア: LabVIEW Development Systems
使用ソフトウェア・バージョン: 5.1.1
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア:

問題:

プログラム的にフロントパネルの色を変更できますか?



解決策:

LabVIEW 6.0以降のバージョンでは、フロントパネルの色をプログラム的に変更することができます。LabVIEW 8.0以降では、フロントパネルのペーン追加されており、フロントパネルの色を個別に変更できるようになりました。LabVIEW 5.xでは、擬似的にフロントパネルの色を変更する必要があります。

Labview 8.0以降

  1. 関数 » プログラミング » アプリケーション制御パレットにあるプロパティノードをブロックダイアグラムに配置します。
  2. プロパティノードを右クリックして、クラスを選択 » VIサーバ » VI » VIを選択します。デフォルトのレファレンスは、プロパティノードを使用しているVIとなります。
  3. プロパティノードの下半分に表示されているプロパティを右クリックしてプロパティを選択 » フロントパネルを選択します。
  4. プロパティノードをもう1つ作成します。
  5. 2つ目のプロパティノードにあるリファレンス端子と、1つ目のプロパティノードのPanel出力を配線します。
  6. 2つ目のプロパティノードにあるプロパティ文字を右クリックして、プロパティを選択 » ペーン[]を選択します。
  7. さらに、プロパティノードをもう1つ作成します。
  8. 「ペーン[]」プロパティの出力が配列なので、すべてのペーンにアクセスするために3つ目のプロパティノードをforループで囲み自動指標付け入力をするか、指標配列関数を使用して特定のペーンrefnumを取得します。
  9. Forループもしくは指標配列関数を使用してペーン[]出力とリファレンス端子を配線します。下記の図のように配列からスカラに変更して配線します。




  10. 3つ目のプロパティノードにあるプロパティ文字を右クリックして、プロパティを選択 » ペーンカラーを選択します。
  11. 関数 » プログラミング » アプリケーション制御パレットにある「リファレンスを閉じる(Close Reference)」関数をブロックダイアグラムに3つ配置します。
  12. 3つのプロパティノードの各リファレンス出力をそれぞれの「リファレンスを閉じる」関数のリファレンス入力端子に配線します。プロパティノード間はエラークラスタで接続してエラー処理します。
  13. プロパティノードのColor文字を右クリックして、書き込みに変更を選択します。フロントパネルのウィンドウに変更します。制御器 » モダン » 数値パレットにあるフレーム付きカラーボックスを配置します。

プロパティノードのColor文字を右クリックした場合、ペーンカラー用ヘルプを選択してほかのパネルプロパティを表示することができます。LabVIEW 8.0以降では、下記の添付にあるColor VI Front Panel 8_0.viを参照してください。

LabVIEW 6.0~7.1

  1. 関数 » アプリケーション制御パレットにあるプロパティノードをブロックダイアグラムに配置します。
  2. プロパティノードを右クリックして、VIサーバクラスを選択 » VIを選択します。デフォルトのレファレンスは、プロパティノードを使用しているVIとなります。
  3. プロパティノードの下半分に表示されているプロパティを右クリックしてプロパティを選択 » フロントパネルを選択します。
  4. さらに、プロパティノードをもう1つ作成します。
  5. 2つ目のプロパティノードにあるリファレンス端子と、1つ目のプロパティノードのPanel出力を配線します。
  6. 2つ目のプロパティノードにあるプロパティ文字を右クリックして、プロパティを選択 » カラーを選択します。
  7. 関数 » アプリケーション制御パレットにある「Close Reference」関数をブロックダイアグラムに2つ配置します。
  8. 2つのプロパティノードの各リファレンス出力をそれぞれの「Close Reference」関数のリファレンス入力端子に配線します。プロパティノード間はエラークラスタで接続してエラー処理します。
  9. プロパティノードのColor文字を右クリックして、書き込みに変更を選択します。フロントパネルのウィンドウに変更します。制御器 » 数値パレットにあるフレーム付きカラーボックスを配置します。

プロパティノードのColor文字を右クリックした場合、ペーンカラー用ヘルプを選択してほかのパネルプロパティを表示することができます。LabVIEW 6.1では、下記の添付にあるColor VI Front Panel.viおよびColor VI Front Panel 6.1.viを参照してください。

LabVIEW 5.x

  1. フロントパネルにボタンを配置します。
  2. 配置したボタンをフロントパネルと同サイズになるように拡大します。
  3. その他すべてのフロントパネルオブジェクトをボタンの上に配置します。
  4. ボタンがフロントパネルで最背面であることを確認してください。ボタンを選択して、ツールバーにある並び替え » 最背面へ移動を使用してもかまいません。
  5. フロントパネルのサイズを調節して、ボタンとすべてのオプジェクトのみが表示されるようにします。
  6. TRUEとFALSEステートの色もしくは、属性ノードを使用してボタンの色を変更します。ボタンのブールステートは、プログラム的に色を変更することができます。
LabVIEW 5.xでは、下記の添付にあるFront Panel Color Change.viを参照してください。



関連リンク:

添付:


Color VI Front Panel.vi - Color VI Front Panel.viFront Panel Color Change.vi - Front Panel Color Change.viStep 9 Wiring to Color Property Node.JPG - Step 9 Wiring to Color Property Node.JPG
ATTAT0LR - ATTAT0LR
ATTAEWCV - ATTAEWCV
Color VI Front Panel 8_0.vi - Color VI Front Panel 8_0.viColor VI Front Panel 6.1.vi - Color VI Front Panel 6.1.vi


報告日時: 07/10/2000
最終更新日: 11/28/2011
ドキュメントID: 1Z9DSTV7