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Archived: SC-2040のデータ集録レートについて

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使用ソフトウェア: Driver Software>>NI-DAQ
使用ソフトウェア・バージョン: 6.5.1
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア:

問題: NI-DAQバージョン6.5.1とEシリーズのデータ集録ボード(DAQ)、そして SC-2040作動アンプをアクセサリとして使用しています。2チャンネルを使用していますが、2000年度版のカタログ(414ページのSC-2040の項目)にある計算式を用いて計算すると、最高サンプリングレートが38kサンプル/秒のはずが、実際には 12.5kサンプル/秒しか出ません。これがSC-2040を使用した時の限界のレートなのでしょうか?それともこの問題について何か対応策はありますか。

解決策: この問題はNI-DAQバージョン6.5.1にあり、ドライバソフトウェアをバージョン6.7またはそれ以降にアップグレードすることによって解決されます。 ドライバのアップグレードは下記のリンクを利用してください。

また何かの理由でドライバのアップグレードを回避される場合は、以下の対応策を行ってください。

LabVIEWをご使用の際の対応策については、下記の説明および添付ファイルAcquire N Scans (2040).viをご参照ください。

添付ファイルについての説明:
このVIは、LabVIEWのサンプルプログラム"Acquire N Scans.vi"を編集したものです。NI-DAQ6.5.1において、SC-2040アクセサリを使用すると、Eシリーズボードが約束する最高スキャンレートで計測できないという問題があり、この問題を回避するために作成されたのが添付のサンプルです。RouteSignal関数を使用する事によってボード内部に発生するSCAN_IN_Progress信号をPFI7ラインに引き回し、SC-2040のTrack-and-Holdラインを制御します。

このサンプルを実行する際に、Measurement&Automationエキスプローラ構成ユーティリティーのプロパティ構成において、あえてSC-2040をアクセサリとして選択しないで下さい。またこの設定ですと、NI-DAQは利得の計算を自動的に行いませんので、利得が1以外の場合はプログラマーがソフトウェア的に計算しなくてはなりません。(このサンプルは、利得が1と仮定しております。)

LabVIEW以外の言語をお使いの方は、以下の様にNI-DAQのSelect_Signal関数を使って ND_SCAN_IN_PROG信号を PFI7に引き回してください。



関連リンク: ドライバソフトウェアのアップグレードwww.ni.com/support/jp/trouble/daq/versions.htm/

添付:


Acquire N Scans(2040).vi


報告日時: 07/29/1999
最終更新日: 06/10/2000
ドキュメントID: 1NSCLLEO