"niScope EX Fetch Forever "VIはどのように動作しますか？連続トリガはどのようにプログラミングしますか？

使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 2.9
使用ソフトウェア・バージョンに特化:
二次のソフトウェア: LabVIEW Development Systems
ハードウェア: Modular Instruments>>High-Speed Digitizers (Scopes)

問題: 連続性のあるFetch Foreverサンプルを使用したいのですが、ハードウェアトリガを追加もしくはソフトウェアトリガを送ると集録が停止します。サンプルの説明ではソフトウェアトリガでシングル集録を設定すると記述されていますが、ソフトウェアトリガはかけていません。どのように動作するのでしょうか？

解決策:

"niScope EX Fetch Forever "VIは、ハードウェアおよびドライバが連続で集録するように設定できる利点があります。

NI-Scopeデバイスはプレトリガスキャンとして設定し、デバイスのオンボードメモリは循環バッファとして使用されます。この方法はトリガを受け取ったとしても、ドライバは撤回し要求したすべてのプレトリガスキャンを回収します。Fetch Foreverサンプルはトリガを送らないトリガシングルレコード集録を設定できる利点があります。オンボードバッファは連続的に補充し、プレトリガおよびポストトリガサンプルを決定するトリガを待つため、シングル集録は終わりません。このサンプルはオンボードバッファから直接データを連続的にフェッチします。

もしソフトウェアもしくはハードウェアトリガを受け取った場合、シングル集録はポストトリガスキャンの要求数を埋めるためにより十分なサンプルを取得します。次のフェッチはプレトリガもしくはポストトリガサンプルを返します。それからシングル集録は終了します。これはサンプルがトリガを構成（プレトリガサンプルで集録するためにデバイスを設定）しトリガを送らないためです。

もし連続プレトリガ集録を行いたい場合は下記のオプションがあります。

• "niScope EX MultiRecord Fetch Forever "VIを代わりに使用します。このサンプルはマルチレコード集録のためにハードウェアを設定します。それから、それぞれの新しいレコードをトリガするためにトリガソースを構成できます。有限レコード数で集録しなければならない制限があります。これはマルチレコードを使用する際にドライバはタイムスタンプ情報を返すため、タイムスタンプデータのためにどのくらいメモリを許容するのか早めに知らなければいけないからです。"レコードからメモリを有効化(Enable Records>Memory)"プロパティをTRUEに設定する必要があります。ホストコンピュータメモリが利用できる量は、不十分なメモリエラーを受け取る前に要求できるレコード数を制限します。
  
• "niScope EX Configured Acquisition "VIを代わりに使用します。このサンプルは連続シングルレコード集録を再構成し、トリガをサポートします。唯一の制限はコンピュータのプロセッサが要求した再構成レートを維持できるかどうかです。もし効果に不安がある場合は、Whileループの外側に構成VIのすべてもしくはいくつかを移動し、サンプルを変更することができます。

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報告日時: 01/30/2002
最終更新日: 08/06/2008
ドキュメントＩＤ: 2HTAGCWZ