MAXで作成したVISA TCP/IP リソースを削除する方法
使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 4.3
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: Driver Software>>NI-VXI
問題: MAXで作成したVISA TCP/IP リソースを使ってプログラムを動作させていますが、プログラムの動作中にMAXを起動すると、プログラムでエラーが発生してしまいます。
MAXで作成したVISA TCP/IP リソースを削除するにはどうしたらいいですか?
解決策: MAXは、起動時に接続されているリソースとの接続確認を行います。
プログラムが止まってしまうのは、プログラムからの計測器へのアクセスとMAXからのアクセスが同時に行われてしまうことが原因であると予想されます。この問題を回避するためには、MAXに登録されているVISA TCP/IP リソース情報を削除する必要があります。
MAX起動の際には、接続されているデバイスの情報やさまざまな設定の情報を複数のファイルから読み込みますが、それらのファイルを削除してしまうとMAXが正常に起動しなくなる恐れがあります。VISA TCP/IPリソースに関しての削除ということであれば、関連する部分のみ削除を行うほうが早く問題解決できます。以下は、その手順になります。
- MAXのデータベースファイルから、VISA TCP/IP リソースの情報を削除します。
MAXで、VISA TCP/IPリソースを右クリックして削除してください。
- MAX上で右クリックして削除しても、再起動した際に、VISA TCP/IPリソースが消えていない場合があります。この場合は、C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\National Instruments\NIvisa\visaconf.iniというファイルの中にVISA TCP/IPリソースの情報が記述されています。このファイルは、テキストファイルですので、編集が可能です。visaconf.iniファイルを消してしまう方法もありますが、その場合は、そのほかの設定情報も消えてしまうので、visaconf.iniファイルの中の、[TCPIP-RSRCS]セクションを削除してください。VISA TCP/IPリソースに関しての設定のみ削除することが可能です。
上記作業を行うと、MAXのデバイスとインターフェースの中から、VISA TCP/IP リソースが削除されますので、MAX起動時にVISA TCP/IP リソースに対してアクセスすることがなくなります。
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報告日時: 09/19/2007
最終更新日: 10/16/2007
ドキュメントID: 4DIL198V
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