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ブロックダイヤグラム画面の周囲に赤い枠がある時は、そのブロックダイヤグラムに対してブレークポイントが配置されたことを意味しています。
ブレークポイントとは、VIのデバッグにご利用いただける機能のひとつであり、プログラムを一時停止させるというものです。
通常であれば、ワイヤやノード上にこのブレークポイントを配置し、特定の位置でプログラムを一時停止させるのに使うのですが、誤ってワイヤやノードではなくブロックダイヤグラムの余白上で配置のクリックをしてしまうことがよくあります。
そうしますとブロックダイヤグラム画面に赤い枠が現れ、実行ボタンを押してVIを実行させた際、内部の動作が完了してもVIは再び実行可能な状態にはならず、一時停止状態のままになってしまいます。
これを再び実行可能な状態にするにはツールバーの「実行を中断」ボタンもしくは「継続」ボタン(実行時以外は)をクリックします。
このブレークポイントを取り除くには、ツールパレットの中のブレークポイントツールを選択し、再度ブロックダイヤグラム内の余白をクリックします。
ツールパレットはメニューバー→表示→ツールパレット から、もしくはシフトボタンを押しながら右クリックで表示させることができます。
この操作により、ブロックダイヤグラム画面周囲の赤い枠、ブレークポイントを取り除くことが出来ます。
LabVIEW 8.2 Help: Placing and Removing Breakpoints
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