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下記は、問題の要約とそれに影響されるコントローラ、およびNIが推奨する対策です。
問題の要約:
NI-RIO 3.2.0以前の環境で使用しているいくつかのcRIOコントローラでは、内部のソリッドステートドライブが数百万回の書込サイクルを経た後に応答しなくなる恐れがあります。もし内部のソリッドステートドライブが応答しなくなった場合、コントローラは使用不可能となり修理する必要があります。
影響されるコントローラ:
次のコントローラは上記問題の影響がありますので、ソリッドステートドライブの寿命を延ばすためにアップデートが必要です。
・cRIO-9014 リビジョンG以降
・cRIO-9022 の全リビジョン
・cRIO-9024 の全リビジョン
・cRIO-9074 198944で始まるパーツ番号の製品
推奨する対策:
NI-RIO 3.2.1では、上記の問題に対策済です。NI-RIO 3.2.1 はこちらからダウンロードできます。コントローラの問題を修正するためには、まず NI-RIO 3.2.1 をホストコンピュータにインストールし、次にホストコンピュータからMeasurement & Automation Explorer(MAX)を使って新しいソフトウェアをコントローラにインストールしなければいけません。
※NI では、問題解決のために上記アップデートを適用することを強く推奨しております。
よくある質問:
Q: 影響されるコントローラに共通する特徴は何ですか?
A: 影響されるコントローラにはすべて同じ不揮発メモリテクノロジーが使用されています。他のコントローラには別のテクノロジーが使用されていて、これは問題の影響がありません。
Q: NI-RIO 3.2.1 を使用しない場合はどうなりますか?また、その場合はどんな欠陥が現れるでしょうか?
A: 数百万回の書込サイクルを経た後、コントローラは応答しなくなり、ステータスLEDが点灯したままになります。
Drivers and Updates: NI-RIO 3.2.1
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