CompactRIO コントローラの Status 点滅について

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問題:

新しい CompactRIO コントローラを購入し、使用しようと電源供給をしたところ Status のライトが連続的に点滅しています。コントローラのマニュアルを見たところ、連続的に点滅している場合の手順として下記のように記載がありました。
コントローラが修復不可能なエラーを検出しました。ナショナルインスツルメンツにお問い合わせください。

コントローラは新品ですが、コントローラが修復不可能なエラーを検出したのでしょうか。何かその他にチェックできる項目がありましたらお伝えください。

解決策: 点滅がどのような速度で点滅するかによって、示すエラーは異なります。

Status の LED が早く点滅している場合、電源供給が正常ではないことが原因の場合があります。CompactRIO コントローラは 11 から 30 Volts の DC 電源と充分な電流が必要です。電圧計などで電源供給から出力されている電圧値を確認してください。充分な電源や電流が供給されていない場合、げんげんを交換して正常に動作するかご確認ください。

遅い速度の点滅、数秒間に1回の点滅の場合、CompactRIO で IP 設定がされていないことを示します。電源供給がきちんとされている場合、CompactRIO の IP 設定は Measurement & Automation Explorer (MAX) で行うことが出来ます。関連リンクの中のトラブルシューティングのドキュメントの電源供給がされ構成されていないコントローラを構成する方法についてご参考ください。

詳細な Status の点滅に関しては、どのコントローラをお使い頂いているかをご確認いただき、関連リンクからそれぞれのコントローラについてご参照ください。下記の表は Status の表示に関するクイックリファレンスです。

全てのコントローラモデル (900x, 901x, 902x, 907x)

点滅の回数	説明
遅い速度の連続点滅（数秒間に1 回の点滅）	コントローラが構成されていません。 MAX を使用して、コントローラを構成してください。コントローラを構成する詳細については、『Measurement & Automation Explorer ヘルプ』を参照してください。
2	ソフトウェアでエラーが検出されました。これは、通常ソフトウェアのアップグレードが中断した時に起こります。コントローラにソフトウェアを再インストールしてください。コントローラにソフトウェアをインストールするための詳細は、『Measurement & Automation Explorer ヘルプ』を参照してください。
3	SAFE MODE DIP スイッチがON の位置にあるため、コントローラはセーフモードの状態にあります。 SAFE MODE DIP スイッチに関しては、「DIPスイッチを構成する」のセクションを参照してください。
4	Tクラッシュが最初に発生してから次に発生するまでの間に再起動または電源の入れ直しの操作なく、コントローラソフトウェアが2 回クラッシュしたことを意味します。これは通常コントローラのメモリ不足で発生します。使用するRT VI を調べて、コントローラのメモリ使用量を確認します。必要に応じてVI を変更し、メモリの使用量問題を解決してください。

Pharlap Controller Models (900x)

連続点滅	コントローラが修復不可能なエラーを検出しました。ナショナルインスツルメンツにお問い合わせください。
連続点灯	コントローラのフラッシュメモリカードが破損しています。コントローラのハードドライブを再フォーマットしてください。ハードドライブの再フォーマットに関する詳細は、『Measurement &Automation Explorer ヘルプ』を参照してください。

VxWorks Controller Models (901x, 902x, 907x)

継続する点滅または常灯

コントローラが修復不可能なエラーを検出しました。ナショナルインスツルメンツまでご連絡ください。