2台のPC間において、LabVIEWの同期用のVIを使用可能か。
使用ソフトウェア: LabVIEW Development Systems
使用ソフトウェア・バージョン: N/A
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A
問題: 2台のPC間において、LabVIEWの同期用のVI(例:Queue あるいはOccurrence)を使用することは可能ですか。
解決策: 同期VIは、2つ以上のPC間において使用することはできません。例えば、QUEUEの場合、キューに追加されたデータをホールドするため、メモリを割り当てます。このメモリは1台のPCのみにおけるものです。別のPCにおいて、アプリケーションがRefnumを使用してメモリからデータを読み込もうとすると、Refnumは他のPCのメモリをさしていますので、失敗に終わります。
具体的に考えられる失敗例は、リアルタイムLabVIEW製品を、インテリジェントデータ収集(DAQ)デバイスとともに使用した場合です。QUEUEは、インテリジェントデータ収集デバイスのメモリ、あるいは、ホストPCのメモリのいずれかに駐在することになります。別のマシンがQUEUEにアクセスを試みる際、メモリをアクセスするための直接パスが存在しないため失敗に終わります。
同じ原理が、Occurrences、Semaphores、RendezvousおよびNotifiersにも当てはまります。
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報告日時: 07/08/1999
最終更新日: 11/15/2004
ドキュメントID: 1N7C4UKS
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